君が代

2004年4月8日
都立校教員ら180人処分 卒業式の「君が代」不起立で [朝日新聞]
http://www.asahi.com/edu/news/TKY200404050341.html

 たかが「君が代」なんかのために、懲戒ですか?

 起立不起立に拘る国も教育委員会も学校も教師も何から何までバッカじゃないの?

 戦争を経験しているわけでも、戦争を経験している親を持っているわけでもない学生の身分から言わせてもらえれば、「君が代」なんて「校歌」や「蛍の光」や「仰げば尊し」なんかと同じ『唄』の一つでしかないわけだし、その深い深い意味を知って歌っているわけでもない。

 ましてや、『思想の自由』だとか、『戦争時代を彷彿させる』とか、そんな馬鹿馬鹿しいこと考えてません。なんたって学生は『ガキンチョ』にすぎないんですから。

 それを、よくもまぁ起立不起立で騒げるものだ。お互いに反発し合う教育委員会と教師連は、一体何を考えているのだろう。『思想の自由』が妨げられる?馬鹿なこと言ってくれる。式中の重大な儀式である(儀式といっても「仰げば尊し」なんかと一緒で他意はない)から、起立して斉唱することは当然だし、逆に立たない方がどうかしている。

 一方で、立つことに『戦争時代を彷彿させる』とか、そういう悲劇が裏に隠れ潜んでいるなら、それを考慮して教育委員会も何とか定めるべきだ。「学校の方針に任せる」、単純だけどそれで十分じゃないか。何度も言うように、生徒は式という行為自体かったるいと思っているのが大半だし、たかが唄でどうこう悩むことは無いのだから。

 学校は教師のためにあるわけでなく、生徒のためにあるのだろう?それとも何だ、生徒に君が代の陰惨な背景を引き継がせて、正体不明のトラウマを引き摺らせるのが目的なのか?

 こういう強情極まりないニュースは聞いてるだけでも馬鹿馬鹿しい。

新学期

2004年4月7日
 既に月曜日から始まっていましたが・・・。朝に「うる星」の再放送があったのを見ると、どうやらまだ始まっていない他校もあるようで。

 近所のデパートに証明写真を撮りに行く。生徒手帳と、調査票に貼るためのものだ。1年ぶりである。(当たり前か。)そして、どうやら、仕様が変わったらしく、去年とは別物の応対が返ってきた。(証明写真のね)

 1年前は確か、ゲーム感覚で証明写真が喋りかけてきた。

 「チャンスは3回!撮るよー、3,2,1、パシャッ」

 な感じで機械メが話しかけてきて、

 「制限時間10秒!よければ赤いボタン、駄目なら緑のボタンを押して取り直すヨ」

 ボタンの色は忘れたけど、多分こんなことを言っていた。

 「これが最後のチャンス!3,2,1、パシャッ、写真は1分でできます」

 3回チャンスがあるくせに、選べないとは何たることじゃ。プリクラ感覚(使ったことないけど)で証明写真撮らせやがって(怒)

 そんな不評があったのか知らんが、今年から仕様が変わって、

 「3回撮りますから最後に選んでくださいネ」

 よかった、良心的だ・・・。

 柄にもなく不自然なスマイルに写っている写真を選んで、生徒手帳に貼ることにした。ノーチョイスな証明写真はいい写真が手に入らないということがよくわかった。

火の鳥

2004年4月4日
 待ってました、火の鳥がとうとうNHKで放送開始。時間帯も土曜日の七時半で大河ドラマの直前と良心的。(ワンピースは見れなくなりますが(ボソッ)日本人の質問といい、お宝映像何とかといい、往年のクイズタイムに見切りをつけて、火の鳥がゴールデンタイムに見れる、何と楽しい世の中だ。

 ・・・と、とりあえず、はしゃいでみましたが、そんなわけで手塚さんの名作にして超大作、火の鳥が放送スタート。誰にとっても思い入れの深い作品であるだろうものなので、世の反響がとても気になりますが、今日は第一話。やはり猿田彦の存在は重要なので、無難に黎明編から始める模様。

 第一話は、火の国が邪馬台国に滅ぼされる、という話。こんなペースで終われるのかなぁ、と疑問に思いつつも、原作には微妙に忠実で、非もないところ。グズリが微妙にいい人になっていたのが気に入りませんが・・・まぁ、原作のままだと矛盾しているから変えたのでしょう。

 しかし、何だか火の鳥さん、でしゃばりすぎじゃないですか?オープニングで、ヒナクの夫を焼き殺して、グズリの目の前を飛んで、ナギが殺されそうになるところに現れて、と・・・一応火の鳥は超神秘的存在で、話上はいてもいなくてもいい狂言回しの伝説的存在なんだからさぁ、あんまり登場しないでよ(^^;)

 来週はあの天岩戸の話になるんですかね。アニメでどう表現されるか楽しみです。ああ・・・ハイビジョンで見たいよ。4:3じゃ、火の鳥の顔が欠けちゃってるし。

 ところで、火の鳥のラインナップを見ると、5編しか放送しないようですね。ワンクールが13話と決まっている所為なのか知りませんが、鳳凰編と乱世編が見たかったよ(T_T)

------------------------------------------------------------

 さて、火の鳥の次は大河ドラマ・新撰組。火の鳥で視聴率アップの契機になればよいのですが、今日は浪士組が京都へ上る話。副題が「芹沢鴨爆発」ともあって、鴨さんの暴れっぷりといったらもう。まあ、鳥小屋に案内した示衛館が悪いんですが(一応、弁護)。

 芹沢鴨一派も、浪士組の上の人達も、何だかもう子供ですね。夜遅くに町の真ん中でキャンプファイヤーって・・・もう少し大人になれよ、なんてね。

 沖田君は粕谷先生に助けを求めているし・・・勇を信じなよ、と思うのですが。

 江戸の滞在が長かった分、面白くなってきそうです。

お約束

2004年3月31日
 買い物で、消費税を計算してわざわざ財布を用意したのに、『税込み価格ですよ』といわれ無駄足を踏んだ。

 内税化のニュースを聞いてから、いつか失敗するとは思っていたが、やっぱりやってしまった。

 お約束。

 不規則な生活でダラダラと毎日を過ごしていたら、いつの間にか明日は4月。

 宣言しよう。常日頃から憎き憎きと思っている何がし君。騙してやるからな。

 深夜の十二時にこれを何がし君に宣告して、何もしないで明日を終えれば、晴れて4月馬鹿成功。

 何故?騙して無いじゃん。

 「騙すと思わせて騙してなかった。だから騙したことになる。」

 ・・・というパラドクスをとある本で読んだが、馬鹿馬鹿しいので実践はするまい。

------------------------------------------------------------

 花見シーズン。モンシロチョウやハナアブがとうとう出現して桜の周りを飛んでいた。

 しかし、昨日は全国的な雨で、今日はからっ晴れのものの、暴風注意報あり。

 こりゃ、すぐに散るな。

 とりあえず、『咲く花もあれば散る花もあり』なんていう独善的な合理的解釈はできないので、名古屋城の能楽堂までわざわざ行って、名物(?)しだれ桜を見てきた。

 しだれ桜といえば、醍醐寺のしだれ桜のクローンができた、っていうニュースがありましたね。

 何でわざわざそんな真似を・・・。

THE FELLOWSHIP OF THE RING

2004年3月26日
 
 直訳すれば『指輪の仲間』なのに、何故か世間では『旅の仲間』で通じている。これも偏に、『THE LOAD OF THE RINGS』に名訳(迷訳?)を与えた瀬田貞二氏のお陰であろう。

 今春休みの暇を持て余して、指輪物語を読んでいる。兎に角古い話(話の舞台もそうだが、訳されたのは昭和時代)なので、最近の軽快な文章と違い、タラタラと背景描写が長く、キャラクターに感情移入が難しい会話が多い。

 まぁ、だからと言って、これは駄作だ、なんていう馬鹿は読書の訓練が足りないだけでしょうが、時間がないと読めない大長編。

 てなわけで、やっと旅の仲間の上巻を読み終えた。手元にあるのが何故か古い版の、字が細かいもの(新版では旅の仲間の上巻が更に2巻分に分けられているのだから、細かさがわかるだろう)なので、目も疲れましたが、これを読み終えると他の文庫の字がめっちゃ大きく感じられますね。先日、早川書房が出版したクリスティ文庫なんか、子供向けに書かれているような字の大きさだ。

 話が反れた。

 映画を見ている人にはわかるだろうが、映画ではフロドが指輪を継承して直ぐに旅に出て、直ぐにアラゴルンと出会う。この下りが唐突過ぎて、どうしてこんな危険な指輪を、ビルボはフロドに託したのだろう、フロドの友人(メリーとピピン)はどうして旅に出なくてはいけなかったのか、などと疑問が湧くはずである。

 それもそのはず。その話だけで旅の仲間の上巻を占めているのである。ただ、この辺ははっきり言ってたるい(ゆきてかえりし物語を読んでいるような気分)ので、映画では割愛されたのである。

 しかし、それを我慢(忍耐が肝心)すれば、アラゴルンが出てきて、旅の仲間が登場してスリリングな展開に発展して面白くなる。トールキンは、おそらく最初の内は、『物語』としてでなく、『昔話』を意識して書いていたんだろう。だから、描写が第三者的で、事実を淡々と説明しているような話なのである。

 あと、特筆すべきは訳者の瀬田貞二が徹底的に『遊んでいる』こと。『THE LOAD OF THE RINGS』は当然外国の話なのに、ストライダーを馳夫としたり、宿屋が踊る子馬亭とか、剣の名前がつらぬき丸だとか、フロドの親戚の苗字が全部日本語だとか、今こんな訳を書いたら、絶対にクレームの嵐になるに違いない。大体邦訳の『指輪物語』や『旅の仲間』にしても変ですし。(まあ映画のタイトル;ロードオブザリングも冠詞や、リングが複数形になってない、とか変なところはありますが)

 この“名訳”を良い意味で取るか、悪い意味で取るかは自由ですが、とりあえず『面白い』からいいじゃないか、と私は思っています。

 上巻さえ読みきれば、あとは急転直下に世界観が広がって、面白くなるので、読もうかな、と思っている暇な方は読みましょう。

INTOSUN

2004年3月23日
 ビデオに撮っておいた鉄腕アトムを見る。アトム、青騎士編に入ってから何気に見ているのです。昔、BSで再放送していた青騎士をちらっと見ましたが、カリスマ振りはやはり好調らしく、リメイク版アトムでも見事準主役を飾っている。

 ・・・って、知らない人には訳のわからない話ですかね。すみません。鉄腕アトムはロボット三原則に基づいてか、重いテーマを孕んでいるくせに、子供向けに作ってあって中途半端に昇華されている気がする。仕事本位な親で、誕生日を祝ってもらえなかったアトラス編とか、もっともっとダークにすればいいのに、と思ってしまった。

 最も、アトムは(一応)子供向けアニメなのだから仕方ないんだが。それでも、中々見せるようで、最終回に向けて作られた南極大陸編からしっかりチェックしている。とりあえずあれだね、滅びたロボットを復活させたのは失敗だったんじゃないかな?アトラスにしても、プルートにしても、死んでしまったから価値があるのであって、蘇ってアトムの友達として、青騎士と戦うんじゃ感動が薄れるような。

 まあいいや。青騎士も宇宙へ行って、天馬博士もダメ人間になって、いよいよ来週は最終回らしい。太陽に飛び込むなんて強引な展開はまさかないと思うが、感動の最終回を期待する。

 そういえば、何故南極大陸編でヒゲオヤジが登場しなかったんだろう。彼がしゃしゃり出ないわけがなく、不自然で、勿体無い気がする。

 アトム再放送しないかなぁー。

 アニメと言えば、4月から怒涛の如く新作ラッシュがあるようだ。地方に住んでいる者としては、日にちのチェックとか、やるのかやらないのかはっきりしないアニメも多くあって面倒くさいんだが、とりあえずNHK教育の十二国記とナディアに期待。って、これ再放送か(爆)

 十二国記は世界観もしっかりしていて、主人公が未踏の地での出会いによってカウンセラーされるというアニメ(凄い説明だ^^;)。4月から深夜0時より再放送されるらしいので、見てない方は見るべし。しかし、小説は早く続編でないんだろうか。

 真下監督がまた新しいアニメを作るようだ。東海地方ではやるのかな?.hackも、AVENGERも、雰囲気はよかったのに最終回がやはり消化不良だったんで、今度は面白いものにしてほしいなぁ。

琵琶湖探訪

2004年3月20日
 日記を書くのは明日ですが・・・つまり今日の日記を書いているのは明日で、今書いている日記は昨日に起こったことで・・・。

 ・・・・・・訳わかんないですね。

 昨日は日記を書くのを、(いつものことだが)サボってしまったんで、土曜のことを日曜に書いています。

 今日、父と琵琶湖まで日帰りのバードウォッチングへ行ってきました。以外に近いもので、名古屋から琵琶湖まで高速で1時間半ほど。まず最初に湖北町水鳥公園とやらへ行って、備え付けの高倍率の双眼鏡で観察。やっぱり性能のいいのは違うようで、米粒みたいな鴨でも把握できる。望遠鏡欲しいなぁー。トンビ?かどうかよくわからなかったけど、そいつの巣がありまして、親鳥二羽が餌を上げに定期的にやってきていました。

 性分と目的は写真撮影なので、ボーっと遠くで見ているのも詰まらなく、そこを退散して琵琶湖の周辺をぶらぶら。とりあえず、ビオトープへ行ってきました。アオサギとカモが一杯いたんですが、何だか板が落ちていました。何々、『ここは研究地区なんで、カメラマンの人は入らないで』なんでことが書いてある板で、両側に紐がくくられており、道のど真ん中に落ちている。道の両端には杭があった。

 ・・・って、平気で杭に結んであった注意書きが落とされてるでないの。私は良心的なバードウォッチャーなので触書を守りましたが、こうも馬鹿馬鹿しいのも馬鹿馬鹿しい。まぁいいや。
 
 道の駅で鴨ラーメン(鴨の味は豚肉のような味だった、感想はそれだけ。ネギと一緒に入った鴨肉を見て、カモネギというのはお約束)とやらを食べて、今度は姉川へ行ってきました。大量のユリカモメ(奴は川にもいるようで)が飛び回り、その間を数匹のトンビが駆け回るという、それはもう騒然とした状況を目撃。一体何を、と思って近づいてみたところ、群れを成して川の魚を取っていた模様。戦っていたわけじゃないんだ、とガッカシ。(何?)

 ビデオカメラを持っていなかったのが残念だった。置きピンという手法で、ユリカモメとトンビが魚を捕獲する瞬間を狙ったんですが、手強し。どうしてもピントが外れちゃう上に、一瞬のことでフレームアウト。シャッターチャンスの難しさを実感。

 さて、実は珍しく空一面の曇りで、バードウォッチングには余り適していない天気だった。こりゃぁ、春雨が近いか、と思っていたら14時頃にはポツリポツリとにわか雨が(こんだけ曇っててにわか雨っていうのもどうかと思うが)。天気予報では15時頃から晴れるって言ってたのに。

 そこで、国宝の岩根城へ行くことに。正直、彦根城って何の城かは知らんのですが・・・琵琶湖近くの城ってだけでも格式が高くなるものでしょう。(?)

 何でも、彦根城は井伊直勝が築城したもので、その子孫、大老井伊直弼を代表とする幕府の中心人物を輩出した名所ある場所だそうな。で、実際にどんな戦いの中心になったとか、そういう話はないんだけど、天守閣は見事(らしい)。

 中々広く、三角や四角の矢挟間(鉄砲を撃つ場所)が目立った。しかし、肝心の外が覗けるか、と言えば覗けず、板が詰めてあった。説明書きに曰く、外から見えないように、板を張ってこっそり撃てるようにするのだとか。

 ・・・って、板を張ったら撃て無いじゃん。ちょっとその辺がよくわかりませんでした。(勉強しろってことか?)

 こういう史跡を回るのも結構好きです。

 一時間経って、15時頃、急に晴れだした。天気予報でも晴れるって書いてあったけど、すごいじゃん。予報的中。(しなきゃ困るんだけど^^;)

 堀で物欲しそうに近づいてくる白鳥を侘しく思いながら、琵琶湖を去りました。・・・ところで、ビオトープとか姉川とか道の駅とか行きながら、肝心の琵琶湖を見た記憶がないのは気のせいかな。・・・多分気のせいだろう(ゴホッ)

 写真なんかは近いうちアップするんでお待ちを。

変則的計算術

2004年3月17日
 アメリカ大統領選が近い。是非とも、戦争を起こすような某氏に当選して欲しいとは微塵とも思っていないのだが、当選してしまいそうな予感が若干あるので何だか仕様も無い世の中だなぁ、と困りつつ、ある統計を見る。

 大統領の政策で重視して欲しいことは何ですか?

 ・経済について・・・65%
 ・テロ対策のついて・・・26%
 ・それ以外・・・9%

 “経済”圧倒的に強く、ほぼ2/3を占めているといっていい。一方、テロ対策は1/4である。

 生憎、私は経済問題に強いわけではないので、これ以上何も言及できませんが、この数値を見ていたらパズル家精神が沸いてきた。(何じゃそりゃ)

 “経済”と“対テロ”を併せたとき、それは全体でどのくらいの割合を占めているか。分数で答えよ。

 なんて、小学生レベルの問題があったとする。経済は2/3で、対テロは1/4。実際的な数値ではそれぞれ±1%オーバーしている(2/3=66%、1/4=25%)が、足してしまえばお互いに帳消しになるので気にしない。

 この計算は容易く、単に2/3と1/4を足せばいい。お互いに通分して、

 (2×4/12)+(3/12)=(8+3)/12=11/12

 全体の11/12を占めていることがわかる。しかしこの計算、2/3を通分したとき、2を4倍するという操作があり、暗算でするとしたら結構邪魔な部分だ。

 この部分の計算を改良しよう。

 2/3という数値が、1から1/3を引いた数であることに注目する。この数値から、1/4を引いてやると、その値は2/3と1/4を足した数を1から引いた数になる。

 それで、1/3−1/4を計算する。これは通分すると分母が12、分子が4-3で、暗算でも十分できる範疇だ。こうして返る値は1/12である。

 後は、1から1/12を引いて、答えは11/12、でいい。単に足して、面倒な掛け算をするよりも、変則的に引いて戻す、という計算の方が、技巧的に上手いと思う。

 ふと、小学校の時代の、算数が懐かしく感じられた。

 あの頃に返りたい。

 ・・・・・・というのは多分嘘。

白木蘭

2004年3月16日
 今日は何やらクラスで打ち上げと称して、とある焼肉食い放題へ宴しに行った。まだテスト休み(教師の採点及び成績表整理期間だという噂が)で、終業式は終わっていないのだが、まぁ実質春休みなので問題はどこにも無い。

 とは言え、高校1年で皆お別れというわけでもなく、また男子校なので感傷深いところは何も無く、皆で騒いで焼肉食ってそれで終わり、という感じ。

 まぁ、そんなもんなんだろう。

 ところで、その行き帰り、白い花が春に先んじて咲いていた。モクレンやコブシの花である。その周囲に立ち並ぶ電線に、発情期なのかディスプレイを見せるムクドリの姿が多々。いつの間にか薄着になってきた自分を見てもう春なんだなぁ、と実感する今日この頃。
 というわけで、今日は王の帰還を見てきました。有無を言わさず、満足度100%。第一部・第二部を観てない人に観ろ、とは言いませんが、パンフにも荒俣さんが20世紀の神話完結、とか書いていましたが、兎に角面白い映画なので、観なきゃ損です。

 今回の戦の舞台は、ゴンドールの都・ミナス・ティリスなんですが、この都、何と実物大で作ったというから凄い。フロド等ホビット族をどうやって縮小させて撮ったのかも気になるのに、舞台セットやモンスターたちも、CGをフル使用させたなどとは思わせない自然さ。

 映画界の最高の技術を盛りだくさんに駆使したんじゃないでしょうか。同時期に公開されてアカデミー賞を逃したラストサムライも勿体なかったなぁ。

 勿論、ストーリーも素晴らしい。戦いも単なるモンスターを退治するだけでなく、さり気に一騎打ちの要素もあって、特にエオウィン姫があそこまで活躍するとは思っていませんでした。フロドを助けに行ったサムや、じゅう(象っぽい怪物)を倒すレゴラスも強いです。

 一方で最後の最後で指輪に――――なフロドが不完全燃焼な気がしましたが、それゆえにゴラムの存在も引き立ったんですね。

 そうそう、洋画にしては珍しくエンディングテーマに映像がありました。どんなものかは観てからのお楽しみです。

 兎に角完結してくれてよかった。未公開シーンの収録されたDVDも第一部第二部に引き続いて出るんでしょうが、高いけど欲しいなぁ・・・。BOXで安くなってくれればいいのに。

------------------------------------------------------------

 ところで、映画の前に放映される他映画の予告宣伝。正直うざいんだけどなぁ・・・。ハリーポッターの三作目がやっと今年6月に公開されるようで。ハリーは1年でかなり成長しています(笑)

 混じって出てきた予告。

 ⇒http://www.cutiehoney.com/

 庵野監督血迷ったか―――!

 失笑(笑)

セドナ

2004年3月15日
 水金地火木土天海冥。

 ⇒http://www.cnn.co.jp/science/CNN200403150008.html

【太陽系10番目の惑星を確認 NASAが発表へ】

 だ、そうです。前々から冥王星の周りを小惑星らしきものが周っている、とは噂に聞いていましたが、まさか惑星になるとは・・・。太陽系の話題では、火星大接近に続いてセンセーショナルなのでは。

 仮称はイヌイット神話からセドナですか・・・。ギリシア・ローマ神話とかにはもうネーミングのネタがないんですね(^^;)始祖神セドナは海の女王であると同時に、冥界の管理者だと聞きますが、冥王星=ハデスよりも外側にいるために付けられたんでしょうか。

 水金地火――と謡える面白い日本語名を付けて欲しいものです。宇宙ファン(いつからなった^^;)としては嬉しいニュースでした。

鶉卵

2004年3月13日
 最近鳥インフルエンザが話題ですが、取り敢えず我が家のペット;ウズラとは無縁だと思い込んでいます。

 ついこの前、やっと春らしく、ぽかぽかなってきたなぁ、と思えば、新聞の気象図を見ると、どっと寒冷前線が近づいてきているようで、またまた冷え込んできた。

 HOWEVER、我が家のウズラは敏感に春を感じ取っているらしく、最近毎日と言うわけではないが、ちょくちょくブチ模様の卵を産む。

 以前、カルシウム不足のためか、本来ならブチ模様の卵を産むはずが、ウズラが殻の張っていない真っ白なブヨブヨの卵の産んだのを話題にしたと思う。

 その真っ白のブヨブヨ卵、また産んじゃいましたよ(T_T)こういうのは卵詰まりの原因になるから産んで欲しくないのに。(文句ばっかり)

 と、いうわけで、こういう卵も存在するんだ、ということを皆さんにしってもらうべく、写真を撮っておきました。

 ⇒http://homepage3.nifty.com/thawks/tama1.jpg

 どうです?真っ白でしょ。

 ⇒http://homepage3.nifty.com/thawks/tama2.jpg

 これが通常のウズラ卵ですから、その異常さは一目瞭然。ちょうどあれです。ゆで卵をむいたとき、硬い殻の内側に張っている薄い膜。あれだけしか卵に張っていない状態。

 さて、こんな卵は一体食べられるのか、って疑問に思うでしょう?そこで中身を出してみました。

 ⇒http://homepage3.nifty.com/thawks/tama3.jpg

 ブヨブヨな殻なので、フォークで簡単に穴が開きます。中身から出てきたのは・・・・・・

 ・・・・・・いたって普通の黄身と白身。

 どうやら外見はおかしいけれど、中身は無事なようです。

 (知識がないから)念のため食べないで処分しましたが、きっと食べても大丈夫でしょう。下手なことは言えないから、お薦めしませんが。

------------------------------------------------------------

 小ネタ。

 昨日、試験も終わった授業後、下校中コンビニの前を通りかかったら、制服姿の我が校の生徒が一杯たむろしていた。場所は言うまでも無く雑誌売り場。

 でも、昨日は特に思い当たる雑誌の発売日でもない。某三大少年誌+αの発売日は確か月曜・水曜だったはず。

 何でだろう(死語?)、と考えてみた。

 簡単な話である。要するに奴らは、試験中はマンガ読んじゃいけないと禁欲してたんだ。で、試験が終わって開放されたから、立ち読みしにいった、と。それが沢山いるのは皆考えることは一緒だ、って証拠。

 嗚呼、何て情けない我が同輩達・・・。

 立ち読みは営業妨害及び器物破損で犯罪なので、よい子は真似しちゃいけませんよ。

移転しました

2004年3月12日
 学年末試験も終わって、もう気分は春休みも同然。とある何かの宣伝文句に、『大学入試は二年生の春休みから始まる!』とか何とかあったけど、知りません。人間今を生きないでどうする。ねぇ?

 さて、今まで使わせてもらっていたinfowebが間もなくサービス停止するようで、『クリの部屋』も移転しました。

 ⇒http://homepage3.nifty.com/thawks/

 ついでにリニューアルもしました。今までタブーとしてきたフレームを解禁してしまいましたが、観やすくなったんだろうか・・・うーん、どうだろう。

 やっと暇になって、精神的にも開放されたんで、この春休み中にサイトの更新をしようかと思います。(できなかったらゴメンね^^;;)

 それではこれからも『クリの部屋』をよろしくお願いします。

何事も程々に

2004年3月9日
 さて、只今学年末試験真最中。

 義務教育の中学とは違って、高校は単位制。一年間のテストで認定点が達していないと単位を落とし、落とした単位数が多ければあわよくば原級措置、つまり留年してしまうというこの恐ろしさ。

 そこで、これ迄の悲しき求道、元い成績表を覗いてみる。

 ふむふむ。単位は学年の平均が認定点に達していれば貰える(後出席日数も)わけだから、言い換えれば1学期、2学期にそれなりのストックがあれば、たとえ学年末が赤点でも留年は免れるという道理のはず。

 どれどれ。

 ・・・・・・。

 中々優秀なようで、ほんの一部の教科を除いてストックがあった。つまり、学年末試験で零点取っちゃってもいい、と神様は言っている。

 何という甘い誘惑

 というわけで、頑張らない程度に頑張ろう。(意味不明)

 何事も程々に、ね。

------------------------------------------------------------

 ところで、もう数教科は試験終わったんだけど、手ごたえは実に簡単だった気がしないこともない。赤点取りたくても取れないだろうなぁ〜なんて教科が多々。

 学年末はやはり単位に関係する(人もいる)から、先生も甘くなって、単位を上げようっていう配慮なんだろうか。

 年度末は大変だねぇ。

痛ひ

2004年3月4日
 さて、来週に学年末試験を控えて、実質3学期も今週で終わり。1年生最後の剣道の授業で、腕に小手(とは言わない)を強烈に喰らってひぃひぃしていますが、そんなある日。

 我が家のウズラのモモちゃんが久々に卵を産みました。春一番が吹いたようで。

 知っての通り、ウズラの卵はブチの模様です。しかし、モモちゃんが産んだ卵は・・・

 真っ白

 何で?

 掴んでみると湿っている。というより、ブヨブヨしている。

 ・・・って、殻が貼っていないんだ!カルシウム不足だ!

 でもおかしいな?(鶏の)卵の殻を毎日えさに混ぜてやっているから、カルシウムは大丈夫なはずなのに。

 というわけで、WEBで調べたところ、何でも鳥は卵の殻を形成するのに太陽光が必要だそうだ。それも、窓越しの半減した光ではなく、じかに当ててやらなければいけないとのこと。

 大変だ。早速窓を開けて、たとえ自分の部屋が吹きさらしになろうとも可愛いモモちゃんのため、日光を当ててやらなくちゃ。

 次の日。

 今度はちゃんとブチ模様の殻が貼ってましたよ。でも何だか柔らかく、卵なんか我関せずのモモちゃんに踏まれて穴が・・・。

 東風(こち)が微妙に吹きかけている今日この頃、吹きさらしで寒い中勉強しつつ、前途多難である。

------------------------------------------------------------

 真っ白なウズラの卵。写真に撮るの忘れていたせいで紹介できません。ゴメンね(^^;)

 今度産んだら、(産んで欲しくないんだけど、)撮っときますか。

水の音

2004年3月1日
 146097日に97度の閏日(爆)も終わり、3月になってしまいました。(閏年についてはクリの部屋Mystery参照)

 詰まるところ、学年末試験を控えて、ちょっとだけ(おい^^;)焦っている、そんな世情。

 今日、NHKの英語でしゃべらないとで、ハイクイニングリッシュ、つまり英語俳句なんてのがやっていた。

 面白そうなので作ってみる。

 It’s into an old pond
 that the frog jumps...
 “Japan!”

 訳すと、古池や蛙飛び込む水の音。

 あれ、ジャパン?

ニシムクサムライ

2004年2月28日
 今年は2004年なんだよね。つまり、閏年。つまり明日は3月1日じゃないわけだ。よかった・・・まだ2月なんだ。テストは3月始まってからだからまだ大丈夫。(逃避中)

 今日は用があって名大(明治大学ではないぞ)へ行ってきました。鉄道ファンならご存知かもしれませんが、名古屋の名城線がまたまた延びました。

 またまた、というのは、ずーっと以前なら名城線の終点は大曽根だったんですが、名古屋ドームができてから大曽根にナゴヤドーム駅が引っ付いて、砂田橋まで付いていたんです。

 その名城線が更に本山まで続いて、とうとう名古屋大学駅が開通したんですよ。

 これまで、名大へのルートは、本山駅から降りて、10何分歩かないといけなかったんですが、それが不評でとうとう名大駅を作ってしまい、それを名城線と引っ付けた、っていうわけ。

 更に名城線は今年末だったか、名大駅から更に延びて最初の駅にくっつくという、名古屋初の環状線がとうとう完成するそうな。鉄道ファンの友人が、開通初日の切符を買ったり、乗ったりと喜んでます。

 でも、個人的には10何分歩いてもよかったのに、と思っている。距離的には面倒くさいけど苦になるという距離じゃないし、どうしても嫌ならバスで直接いけばいい。

 更に、市バスが運行されなくなったという。これのお陰で、普段バスを利用していた御年寄りなんかが、名城線で乗り換えていかなきゃいけなくなり大変なんだとか。

 そういう人間本位な文句の他にも、とある工事のせいで名大の自然が結構無くなったきらいがあるように思える。

 便利さの弊害ってやっぱりあるんだなぁ、と思った。

 まぁ、確かに便利なんですけど。

論点

2004年2月27日
 朝、インターネットでテレビの番組表を覗いていたら、どこもかしこも特番やってたね。例の犯罪者の裁判の実況中継。

 もう何年経っているんだっけ?確か阪神大震災が起こった時だと思いますが。

 何年かけるつもりだよ?死刑判決されるであろう被告をほったらかしにしておくなんて。日本の法律が許せません。しかも、即日控訴らしいし。控訴する要素なんてどこにもないでしょ?

 こうも時間が経つと、苛立たしさの視点もすりかわってきますね。死刑制度は必要だとは思いますが、三審制の愚かさは納得できない。

一人殺せば犯罪者。百人殺せば英雄だ。

 犯行が残虐且つ複雑極まると、逆にモラトリアム(猶予期間)が伸びるなんて情けない・・・。死刑より重い刑って作れないんでしょうか?

武士道

2004年2月22日
 映画館へ行ってきました。指輪物語ではありません。ラストサムライです。行こう行こうと思って中々行けず、で、やっとのこさ観て来ました。

 公開されてから随分経つのに、人気衰えず、というか自分みたいな人間が多いのか、結構並んでましたよ。朝早くに行ってよかった。

 感想。ネタバレはしないように気をつけます。

 文句なしの星5つ。とはいっても、僕は過小評価も過大評価もしない性質なんで、あげる星はいつも0か5のどちらかですが。なので要するに、とっても面白かったー!観る価値ありです。てか観てない奴は観とけ!、でっせ。

 レンタルで観ようなんて考えてると勿体無いよ。超ワイド画面で、日本の村が広く描かれていて、何より戦がが面白い。ワイドな大画面で見ないでどうする、って映画。また観たい。

 さて、肝心の武士道。外国人がどうやってサムライスピリッツを描くのか、って超話題になってましたが、本当よかった。外国人から観たサムライってのがよく描けている

 念のため、これは誉め言葉ですよ。物語の構成がオールグレン大尉ことトムクルーズがお雇い外国人としてサムライと付き合ったって話ですから。日本人でさえ理解していないであろう武士道がとても印象的に描かれていました。例えば、ハラキリをあれ?って思う大尉や、カンバセーションをしようとする勝元など。字幕で観るのがお薦め。

 ただ、真田広之などのサムライとの交流が回想的で中途半端だったんで、ちょっと不満。映画という枠でなく、連続ドラマのような形で深めるともっと面白いだろうに。

 映像はやっぱり外国映画でしたね。ワイドな風景に、アクション性の高い戦闘は日本人じゃ描けない。このコラボレーションは凄いと思う。

------------------------------------------------------------

 ラストサムライで、日本人が日本語をしゃべるとき、字幕で英訳が出るんですよ。便利なことで結構英文を覚えましたよ。

 特に台詞。

 It is my time.

 銃で撃たれた信忠が「私はもう・・・」と日本語で言った時に出てきた字幕。直訳すると「それは私の時間です。」だもんね。

 それから「一刻の猶予もございません」と言ったシーンは、

 We must go!

 直訳すると「私達は行かねばいけない。」

 どうしてこんな翻訳になるんだろう?どうして“We”なんだろ。やっぱり英語の会話は深い。

 英語の先生に明日聞いてみようかね。

------------------------------------------------------------

 以下ネタバレ。

 最期があの兵器で敗れたってのが、やっぱりあの時代には付き物なんだね。るろ剣でもあったけど。

 オールグレンだけが生き残った、つまり戦地で死のうとしなかったのは、やっぱり武士道は外国人に受け入れられないということなんだろうか。それでも、勝元の死を、反逆者でありながら天皇の下に知らせに行ったたのは“忠義”というやつなんでしょうね。

 最後のシーンをあやふやにしてあったけど、オールグレンは自害したのだろうか。それとも安らぎの地を見つけたのか。

 毎度毎度、サムライは皆死んでいったのに、オールグレンは生き残って村へ帰っていくというのがとても印象的だった。

滞りなく

2004年2月20日
 最近忙しいです。週末が過ぎれば平穏な日々がやってくるので、更新はお待ちを。

 ・・・・・・と、思ったら週末過ぎたら学年末試験だよ。駄目だこりゃ(T_T)

 そうそう、infowebサーバーがサービス停止するらしいので、クリの部屋は近々移転します。その節はよろしく。

< 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 >

 

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

最新のコメント

日記内を検索