禁煙
2004年12月14日 昨晩双子座流星群が極大。しかも全国的に爽快な夜空晴れ渡り。多分に流れ星が幾度も見られたと思うんだけど、余りに寒かったので見上げるのを断念。部屋から夜空が見えればなぁ。目の前に立塞がるのは大きな大きな建設中のビル。誰がユンボを見たかろうか。この存在はプライバシーの侵害に加えて数個の権利を反故にしているような気がする。一軒家の周囲に立ち並ぶビルビル。許せん。
とまぁ、突然に発された憤りは他所へ置いておいて、期末試験シーズンです。気楽に真夜中外に出られるのも、試験勉強で徹夜中という名目が言い訳にされるからであって、私はロマンチストですが決してこんなことを流れ星に願掛けなどはしません。『テストでいい点取れますように』。それは人生に浪漫を感じない愚かもんの馬鹿がすることだ。そこまで人生追い詰められたら、学生やってけませんよ。全く。
冗談はさておき、徹夜明けの朝日というものが好きだ。朝焼けの赤色が段々さめていき、何とも形容しがたき薄明るい半透明の白い光が東の空から緩やかに差し込む。その白灯の薄明るさというのは早起きするか徹夜するかしないと絶対に見られない代物。そのような色彩が檸檬にもまして好きであったりする。
自分の通学路は意外に短く、学校にもすぐ行けるため、それゆえに普段は油断して遅刻ばっかりしている埒外の人格であるのだが、こういう特別な日には朝早く一番乗りに登校してみたく思うことがある。
しかし、余り早く行き過ぎると職員室が開いていないため、自然教室は施錠済み。鍵が入手できなく門前払いを喰らうことになる。そういうとき、私は校舎の屋上へ行く。教室の鍵が手に入るまでの数刻、校舎の屋上に行って薄白い陽光を明かりに試験勉強をリラックスするのが日課であるのだが・・・どういうことか。
今期の屋上は張り紙がしてあって、丁寧に施錠してある。曰く、立ち入り禁止。何ということだ。人のひと時の非凡な幸福を、この張り紙は奪おうとしている。信じられない事情だ。
何で屋上が立ち入り禁止になったのだろう。噂に耳を傾けてみた。なんでも、この屋上でこっそり喫煙した大馬鹿野郎がいて、あろうことがそれが発覚。屋上は以来立ち入り禁止になったとか。
そんな下らないことで人の緊張を苛立たせるとは。煙草なんて百害あって一利なし、それどころか人に迷惑ばかりかけている。煙草撤廃を要求したい。掲げるべしは全国禁煙化!
この試験シーズンを何を楽しみにして乗り越えようかと、ふと本気で心配した。屋上でコーヒーを飲むなんて悠々とした日常が帰ってくるのはいつのことだろうか。
久々にノンビリとした気分が衝動する。
とまぁ、突然に発された憤りは他所へ置いておいて、期末試験シーズンです。気楽に真夜中外に出られるのも、試験勉強で徹夜中という名目が言い訳にされるからであって、私はロマンチストですが決してこんなことを流れ星に願掛けなどはしません。『テストでいい点取れますように』。それは人生に浪漫を感じない愚かもんの馬鹿がすることだ。そこまで人生追い詰められたら、学生やってけませんよ。全く。
冗談はさておき、徹夜明けの朝日というものが好きだ。朝焼けの赤色が段々さめていき、何とも形容しがたき薄明るい半透明の白い光が東の空から緩やかに差し込む。その白灯の薄明るさというのは早起きするか徹夜するかしないと絶対に見られない代物。そのような色彩が檸檬にもまして好きであったりする。
自分の通学路は意外に短く、学校にもすぐ行けるため、それゆえに普段は油断して遅刻ばっかりしている埒外の人格であるのだが、こういう特別な日には朝早く一番乗りに登校してみたく思うことがある。
しかし、余り早く行き過ぎると職員室が開いていないため、自然教室は施錠済み。鍵が入手できなく門前払いを喰らうことになる。そういうとき、私は校舎の屋上へ行く。教室の鍵が手に入るまでの数刻、校舎の屋上に行って薄白い陽光を明かりに試験勉強をリラックスするのが日課であるのだが・・・どういうことか。
今期の屋上は張り紙がしてあって、丁寧に施錠してある。曰く、立ち入り禁止。何ということだ。人のひと時の非凡な幸福を、この張り紙は奪おうとしている。信じられない事情だ。
何で屋上が立ち入り禁止になったのだろう。噂に耳を傾けてみた。なんでも、この屋上でこっそり喫煙した大馬鹿野郎がいて、あろうことがそれが発覚。屋上は以来立ち入り禁止になったとか。
そんな下らないことで人の緊張を苛立たせるとは。煙草なんて百害あって一利なし、それどころか人に迷惑ばかりかけている。煙草撤廃を要求したい。掲げるべしは全国禁煙化!
この試験シーズンを何を楽しみにして乗り越えようかと、ふと本気で心配した。屋上でコーヒーを飲むなんて悠々とした日常が帰ってくるのはいつのことだろうか。
久々にノンビリとした気分が衝動する。
新撰組!
2004年12月12日
とうとう終わっちゃいました、新撰組。49回、長かったのか短かったのか。全ての隊士の話は完結しているし、土方・島田・尾関もこのまま函館に行っちゃいそうでいい感じ。やはり斉藤は殺陣で終わるんですね、よかったです。尾形もいい役どころでした。山南さんの伏線がここで現れた。みんなカッコええ。
唯一結末が謎にされていた捨助(三谷さんのオリジナルキャラクターなので)は、予想通り討ち死にか・・・やっぱりここまで来たら死ぬしかないんでしょうな。勇の最後の台詞、期待してましたが平凡に来ました。「とし・・・」流石にタイトルの『愛しき友よ』は裏切ってません。素晴らしい結束です、新撰組。
『西へ』『東へ』行った新撰組。
総集編はこりゃ絶対に録画しないといかんなぁ・・・完全版のDVD出るみたいだけど、流石にそちらは買えそうにないんで。サウンドトラックも新しいのでないんだろうか。後半から書き下ろされたのも色々あると思うんだけど。
さて、来年の大河は義経。案の定番宣が新撰組の後にやってましたが、こういうキャラになるのか。映像に凝ってそうな大河になりそうだけど、さて、ワイヤーアクションはいかなものか。
まずは弁慶の刀狩を楽しみにしよう。
唯一結末が謎にされていた捨助(三谷さんのオリジナルキャラクターなので)は、予想通り討ち死にか・・・やっぱりここまで来たら死ぬしかないんでしょうな。勇の最後の台詞、期待してましたが平凡に来ました。「とし・・・」流石にタイトルの『愛しき友よ』は裏切ってません。素晴らしい結束です、新撰組。
『西へ』『東へ』行った新撰組。
第50回 『北へ』を希望(笑)ホントに函館編が見たいドラマでした。近藤勇、よく戦いました。
総集編はこりゃ絶対に録画しないといかんなぁ・・・完全版のDVD出るみたいだけど、流石にそちらは買えそうにないんで。サウンドトラックも新しいのでないんだろうか。後半から書き下ろされたのも色々あると思うんだけど。
さて、来年の大河は義経。案の定番宣が新撰組の後にやってましたが、こういうキャラになるのか。映像に凝ってそうな大河になりそうだけど、さて、ワイヤーアクションはいかなものか。
まずは弁慶の刀狩を楽しみにしよう。
清掃
2004年12月8日 師走の時期は大晦日の時期。なのに何でか年末に塾の冬期講習をスケジュールしてしまった馬鹿がここにいる。なわけで、今からマイルームの清掃中。期末テストに重なって忙しー。(と、自分で自分を追い込んでいる。)
来年は受験勉強で大変そう(まだ遠い目)なんで、取り敢えず今のうちにやれることはやっておこうかと思う。心の整理はそれからだ。(なぬ?)まず第一に、勉強机が使えなくちゃいけない。そんな本末転倒な状況をずぅっと続けてたのだ。
というわけで机上のデスクトップパソコンを処分、ではなく追放。テレビ代わりにもしてるんで、取りあえず近くの低めの本棚の上にでも置いてみた。不安定だが結構小回りはきく。でも東海地震が起きたらぶっ壊れるだろうな。受験が終わるまで待って下さい。(神頼み)
そして床の一掃。ずぅっと足の踏み場がない生活を続けていたのだ。何年分の垢が溜まっていたのだろう。一体。って、文面ほどそんな酷く汚いわけではないが、とりあえず身動きが取れるスペースを作る。
最後に教科書群、プリント群の処分。学校生活を続けていると、どうしてもいらない教科書、参考書、プリントが溜まるわけで、勿体無いお化けがとりついている人だから、使いもしないのにもずぅっと取っているんだ。ここは思い切って処分することに。とはいえ、処分するのも大変なので、今のところ追放中だが・・・つまり移動させただけ。
あかん・・・そんなに広いわけではない(というより狭い)部屋なのに、こんなに濃密な空間であったとは。我ながら驚き。年中に大掃除完了するだろうか。
早く独立したい。
来年は受験勉強で大変そう(まだ遠い目)なんで、取り敢えず今のうちにやれることはやっておこうかと思う。心の整理はそれからだ。(なぬ?)まず第一に、勉強机が使えなくちゃいけない。そんな本末転倒な状況をずぅっと続けてたのだ。
というわけで机上のデスクトップパソコンを処分、ではなく追放。テレビ代わりにもしてるんで、取りあえず近くの低めの本棚の上にでも置いてみた。不安定だが結構小回りはきく。でも東海地震が起きたらぶっ壊れるだろうな。受験が終わるまで待って下さい。(神頼み)
そして床の一掃。ずぅっと足の踏み場がない生活を続けていたのだ。何年分の垢が溜まっていたのだろう。一体。って、文面ほどそんな酷く汚いわけではないが、とりあえず身動きが取れるスペースを作る。
最後に教科書群、プリント群の処分。学校生活を続けていると、どうしてもいらない教科書、参考書、プリントが溜まるわけで、勿体無いお化けがとりついている人だから、使いもしないのにもずぅっと取っているんだ。ここは思い切って処分することに。とはいえ、処分するのも大変なので、今のところ追放中だが・・・つまり移動させただけ。
あかん・・・そんなに広いわけではない(というより狭い)部屋なのに、こんなに濃密な空間であったとは。我ながら驚き。年中に大掃除完了するだろうか。
早く独立したい。
座頭市
2004年11月28日
日曜洋画劇場で『座頭市』を観ました。『座頭市』というシリーズも、北野映画も今までに視聴したことがなかったのですが、ストーリーは定番のヤクザ映画みたいな雰囲気で、充足感が得られるような感動はそんなに無いんですが、スピーディな殺陣や、挿入されるタップダンスが自然に楽しかったです。
軽快な音楽を背景に、さり気なく農民が鍬でタップしていたり、大工が鑿や槌でタップしていたり、最後は宿場の町人ともども祭りと称して一斉にタップダンスを披露していたり、全然話と関係なくてわけわかんないんだけど、江戸時代という背景を無視して自然に受け入れられました。なるほど、武はエンターテイメントを追及しているわけですね。
ガダルカナル・タカがいるおかげか、コメディ調子もあり、殺陣の最中でも殺しに笑いも何もありませんが、さり気なくギャグを取っていたりして爽快でしたね。暴力シーンなんかも全体的に上品だった気がしますが、R指定だし・・・もしかしてそういうシーンはテレビじゃカットされてるんかなぁ。
按摩の設定があんまり生きていなかったような気もするけど、オチがアレだたからまぁいいのかなぁ・・・?
笑いにダンスに時代劇と、何だか無秩序な映画でしたが、それだけに面白かったですね。
で、なんで市は金髪だったんでしょうねぇ。もしかして・・・?
軽快な音楽を背景に、さり気なく農民が鍬でタップしていたり、大工が鑿や槌でタップしていたり、最後は宿場の町人ともども祭りと称して一斉にタップダンスを披露していたり、全然話と関係なくてわけわかんないんだけど、江戸時代という背景を無視して自然に受け入れられました。なるほど、武はエンターテイメントを追及しているわけですね。
ガダルカナル・タカがいるおかげか、コメディ調子もあり、殺陣の最中でも殺しに笑いも何もありませんが、さり気なくギャグを取っていたりして爽快でしたね。暴力シーンなんかも全体的に上品だった気がしますが、R指定だし・・・もしかしてそういうシーンはテレビじゃカットされてるんかなぁ。
按摩の設定があんまり生きていなかったような気もするけど、オチがアレだたからまぁいいのかなぁ・・・?
笑いにダンスに時代劇と、何だか無秩序な映画でしたが、それだけに面白かったですね。
で、なんで市は金髪だったんでしょうねぇ。もしかして・・・?
酔歩のパラドクス
2004年11月27日コインを投げる。表が出たら前進。裏が出たら後進。こういう操作を何度も何度も繰り返す。すると、どんな位置にいるだろうか。
そのような実験をシミュレートし、グラフ化したりするのをランダム・ウォークと言う。日本語では酔っ払いの千鳥足に似ていることから酔歩と言う。
事態は二次元的に考えたりして複雑になっていくのだが、ここでは上のような単純な問題で考える。
つまり、前に行ったり、後ろに行ったり。
コイントスで裏表が出るのは無論“1/2”だ。だから、前方に偏ることも無く、後方も偏ることも無く、結果として最初にいた位置を原点として行ったり来たりする・・・そんな想像が容易に思い浮かぶ。
しかしよく考えてみよう。コイントスというのは毎回で独立している。だから、もし最初のトスで“+1”の地点に来たとして、再びトスを繰り返すとすると・・・最初の試行を無視すればこの“+1”が原点となってしまい、酔っ払いは“+1”の地点を行ったり来たりすることになる。
それどころか、偶然“+3”や“−5”なんかの地点に来たりしたらたちどころに、その地点を中心に行ったり来たりすることになる。これは矛盾ではないか。
つまり独立性が保障されている限り、行ったり来たりするという推論は有り得ない。しかし、独立性が保障されている限り、分布に偏りは見られない。これは互いに矛盾しているように見える。
あるいは、結局酔っ払いは好き勝手予測不可能なところに行ってしまう、ということなのかもしれない。
TROY
2004年11月19日
思わずDVD購入してしまった(笑)エリック・バナ最高です。
本当は劇場で見たかったんだけど、結局行く機会を逸してしまって、DVDで見ることに。何かDVD化早いですね。
『アキレス腱』『トロイの木馬』といった慣用句の語源を生み出したギリシア神話・イリアスの映画化。神話を知っている人には、ネタばれも何もないんですが、ネタばれ無しの方向で感想でも。
物語そのものが壮大なんで、さすがに映画も凄かった。スパルタ軍とトロイア軍のぶつかり合いは嫌気が指すほど強烈だったし、もちろん神話に登場するお馴染のアキレスや、王子パリスとメネラオスの一騎打ちもハラハラさせられた。(違う意味で)
そもそも、イリアスはアキレスと親友パトロクロスの友情がポイントであるはずなのに、この映画は敢えてブリセウスにキャラを立たせて愛をキーワードに持ってきた。これのせいでいまいちアキレスの性格が見えてこなかったような気もするんだけど、ストーリーとしては纏まってて中々よかったと思う。
個人的にはR指定にでもして、もうちょっと深くやった方がいいんじゃないかなぁ、とも思ったけど(笑)あんだけチャンバラやってるくせに、血飛沫も全く無かったからなぁ・・・惨状を演出にされるのは嫌いですが、あんまり血が流れないんで不自然だったかも。でも、話が少年漫画なんでやっぱりいいかな(^^;)
もちろん、お馴染のトロイの木馬や、アキレス腱のネタもちゃんと用意されていて、「あ、あの話はこう生きてくるのか!」って改めて神話の奥深さに感動する場面も多々。
そして特筆すべきはアキレスとヘクトルの一騎打ち。宣伝ではブラッド・ピットやオーランド・ブルームにどうも主流が行っちゃって、イリアスのもう一人の主人公とも言えるヘクトル演じるエリック・バナが無味になってる気がするんですが、この映画で一番カッコよく演じてるんじゃないでしょうか。
神話でも、野蛮なアキレスやヘタレなパリスよりも、一番人間的で性格のいいヘクトルは人気あるし、日本人にはこっちの方が受けるんじゃないだろうか。そもそも、イリアスの主人公はヘクトルにすべきだと思うし・・・映画は実はストーリー上の都合か思いっきり神話を捻じ曲げているところがあるんだけれど、唯一ヘクトルだけは神話に沿っていて、しかもアキレスとの一騎打ちは最高に上出来。この映画はトロイの木馬だろうが、アキレスのアキレス腱だろうが、そんなものはどうでもいい、アキレス対ヘクトルの一騎打ちのために用意されたようなものだと思う。それぐらい感動しました。
個人的にはオデュセウスが殆ど活躍していなかったところが残念だったけど、まぁオデュセウスが活躍するのはトロイア戦争が終わってからだからしょうがないか・・・プリアモス王の“あの”驚くべき行動もきちんと描写されています。
神話を知ってる人にはアレですが、もしイリアス神話を知らない人は、是非、神話を読まないで見ることをお勧めします。じゃないと、神話との相違が多すぎて「変だな?」って思うシーンばかりですから・・・もちろん神話ファンでも楽しめる作品だと思いますが。
なわけで五つ星。次はオデュセイアを映画化だね(笑)
------------------------------------------------------------
とか何とか言って、自分もサトクリフの小説を読んだ程度にしかイリアスは知らないんですが・・・でも、やっぱり変だなーって思った箇所が結構あったんで、映画が神話を無視している点を書いてみようかな。以下ネタばれですので注意。
●神々が登場しない
これは仕方ない。そういう映画だもんね。大体神話で、アフロディテやらアテネやらが、人間の心を操るように戦争を推し進めているのは自分も好きじゃなかったし・・・。
●メネラオスをヘクトルが殺してしまう
あー、やっちゃったよ。って思った(^^;)
メネラオスは生き残って、戦争終結後ヘレンとともに国に帰るはずでは。まぁ、兄アガメムノン王がああいう権力の権化みたいなキャラだったんでしょうがないか・・・。
●パトロクロス、ブリセウスがそれぞれいとこ
これはよくわかんないんですが・・・本当にいとこだったんでしょうか。
正直、ブリセウスのキャラが立ちすぎて、アキレスが“いとこにすぎない”パトロクロスが殺されただけであんなに激怒した理由がいまいち掴めなかった・・・神話では親友で竹馬の友、って感じじゃなかったっけ。
●アキレスの父が死んでる
えっと・・・そうだったっけ?
●トロイの木馬がポセイドンへの供物
本当はアテネへ捧げるはず。
これはオデュセウスの話が割愛されてたせいなんだよね、やっぱり・・・。
もうちょっと歴史的な面も頑張って欲しかった。
●アキレスがトロイの木馬に入ってる
ストーリー的にはこっちの方が面白いけど、本当はさっさとパリスが倒してしまう。
ちなみに、パリスもトロイの木馬以前に亡くなっている。
●アンドロマケなど、トロイアの一族が無事?
まぁ、ハッピーエンドだからいいか。
アイネイアスがさり気なく登場してたのは楽しかった。
まぁ、色々と胡散臭い点もあるけど、こういう設定の変更が映画を楽しくしているんですよね。英語も結構簡単なものばかり使われてるんで、日本語字幕無しでまた観ようかなぁ。
DVDは結構字幕・音声の変更が色々楽めるからいいですよね。音声英語・字幕英語で観るとリスニングが上達するすし、音声日本語・字幕英語で見ると和英の練習にもなる?微妙に表現が違ってたりして楽しいなぁ、なんて思えるようになればかなり上達してるでしょう(笑)
本当は劇場で見たかったんだけど、結局行く機会を逸してしまって、DVDで見ることに。何かDVD化早いですね。
『アキレス腱』『トロイの木馬』といった慣用句の語源を生み出したギリシア神話・イリアスの映画化。神話を知っている人には、ネタばれも何もないんですが、ネタばれ無しの方向で感想でも。
物語そのものが壮大なんで、さすがに映画も凄かった。スパルタ軍とトロイア軍のぶつかり合いは嫌気が指すほど強烈だったし、もちろん神話に登場するお馴染のアキレスや、王子パリスとメネラオスの一騎打ちもハラハラさせられた。(違う意味で)
そもそも、イリアスはアキレスと親友パトロクロスの友情がポイントであるはずなのに、この映画は敢えてブリセウスにキャラを立たせて愛をキーワードに持ってきた。これのせいでいまいちアキレスの性格が見えてこなかったような気もするんだけど、ストーリーとしては纏まってて中々よかったと思う。
個人的にはR指定にでもして、もうちょっと深くやった方がいいんじゃないかなぁ、とも思ったけど(笑)あんだけチャンバラやってるくせに、血飛沫も全く無かったからなぁ・・・惨状を演出にされるのは嫌いですが、あんまり血が流れないんで不自然だったかも。でも、話が少年漫画なんでやっぱりいいかな(^^;)
もちろん、お馴染のトロイの木馬や、アキレス腱のネタもちゃんと用意されていて、「あ、あの話はこう生きてくるのか!」って改めて神話の奥深さに感動する場面も多々。
そして特筆すべきはアキレスとヘクトルの一騎打ち。宣伝ではブラッド・ピットやオーランド・ブルームにどうも主流が行っちゃって、イリアスのもう一人の主人公とも言えるヘクトル演じるエリック・バナが無味になってる気がするんですが、この映画で一番カッコよく演じてるんじゃないでしょうか。
神話でも、野蛮なアキレスやヘタレなパリスよりも、一番人間的で性格のいいヘクトルは人気あるし、日本人にはこっちの方が受けるんじゃないだろうか。そもそも、イリアスの主人公はヘクトルにすべきだと思うし・・・映画は実はストーリー上の都合か思いっきり神話を捻じ曲げているところがあるんだけれど、唯一ヘクトルだけは神話に沿っていて、しかもアキレスとの一騎打ちは最高に上出来。この映画はトロイの木馬だろうが、アキレスのアキレス腱だろうが、そんなものはどうでもいい、アキレス対ヘクトルの一騎打ちのために用意されたようなものだと思う。それぐらい感動しました。
個人的にはオデュセウスが殆ど活躍していなかったところが残念だったけど、まぁオデュセウスが活躍するのはトロイア戦争が終わってからだからしょうがないか・・・プリアモス王の“あの”驚くべき行動もきちんと描写されています。
神話を知ってる人にはアレですが、もしイリアス神話を知らない人は、是非、神話を読まないで見ることをお勧めします。じゃないと、神話との相違が多すぎて「変だな?」って思うシーンばかりですから・・・もちろん神話ファンでも楽しめる作品だと思いますが。
なわけで五つ星。次はオデュセイアを映画化だね(笑)
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とか何とか言って、自分もサトクリフの小説を読んだ程度にしかイリアスは知らないんですが・・・でも、やっぱり変だなーって思った箇所が結構あったんで、映画が神話を無視している点を書いてみようかな。以下ネタばれですので注意。
●神々が登場しない
これは仕方ない。そういう映画だもんね。大体神話で、アフロディテやらアテネやらが、人間の心を操るように戦争を推し進めているのは自分も好きじゃなかったし・・・。
●メネラオスをヘクトルが殺してしまう
あー、やっちゃったよ。って思った(^^;)
メネラオスは生き残って、戦争終結後ヘレンとともに国に帰るはずでは。まぁ、兄アガメムノン王がああいう権力の権化みたいなキャラだったんでしょうがないか・・・。
●パトロクロス、ブリセウスがそれぞれいとこ
これはよくわかんないんですが・・・本当にいとこだったんでしょうか。
正直、ブリセウスのキャラが立ちすぎて、アキレスが“いとこにすぎない”パトロクロスが殺されただけであんなに激怒した理由がいまいち掴めなかった・・・神話では親友で竹馬の友、って感じじゃなかったっけ。
●アキレスの父が死んでる
えっと・・・そうだったっけ?
●トロイの木馬がポセイドンへの供物
本当はアテネへ捧げるはず。
これはオデュセウスの話が割愛されてたせいなんだよね、やっぱり・・・。
もうちょっと歴史的な面も頑張って欲しかった。
●アキレスがトロイの木馬に入ってる
ストーリー的にはこっちの方が面白いけど、本当はさっさとパリスが倒してしまう。
ちなみに、パリスもトロイの木馬以前に亡くなっている。
●アンドロマケなど、トロイアの一族が無事?
まぁ、ハッピーエンドだからいいか。
アイネイアスがさり気なく登場してたのは楽しかった。
まぁ、色々と胡散臭い点もあるけど、こういう設定の変更が映画を楽しくしているんですよね。英語も結構簡単なものばかり使われてるんで、日本語字幕無しでまた観ようかなぁ。
DVDは結構字幕・音声の変更が色々楽めるからいいですよね。音声英語・字幕英語で観るとリスニングが上達するすし、音声日本語・字幕英語で見ると和英の練習にもなる?微妙に表現が違ってたりして楽しいなぁ、なんて思えるようになればかなり上達してるでしょう(笑)
PURSUER
2004年11月16日 ある暗く、人気のない小径での出来事。
黒いランドセルを背負ったまだ幼い少年がとぼとぼと歩いていた。道の真ん中を歩いているので、自転車に乗る自分にとってはとっても邪魔である。
とはいえ、まだ前方に間合いが十分あったので、ベルを鳴らすに及ばずのんびりこいでいた。
すると突然、少年がランドセルをがちゃがちゃ鳴らして走り出した。それを自転車で追う自分。あんまり少年が必至なものだから、気後れしてしまった。
まるで俺が悪い奴で、少年を追いかけている構図ではないか。しかも、前方から横断歩道を渡ってくるご老人方が、その光景を見て目を丸くしている。絶対勘違いしている。
仕方なく、自分は自転車のスピードを落とした。
そして数秒後、少年は横断歩道を渡ろうとすると、急に減速、またとぼとぼと青信号を歩き出した。
・・・・・・。
何だか馬鹿馬鹿しかった。だって、それのせいで自分が信号機を渡れなくなったんだもの。
ぽてぽて。
黒いランドセルを背負ったまだ幼い少年がとぼとぼと歩いていた。道の真ん中を歩いているので、自転車に乗る自分にとってはとっても邪魔である。
とはいえ、まだ前方に間合いが十分あったので、ベルを鳴らすに及ばずのんびりこいでいた。
すると突然、少年がランドセルをがちゃがちゃ鳴らして走り出した。それを自転車で追う自分。あんまり少年が必至なものだから、気後れしてしまった。
まるで俺が悪い奴で、少年を追いかけている構図ではないか。しかも、前方から横断歩道を渡ってくるご老人方が、その光景を見て目を丸くしている。絶対勘違いしている。
仕方なく、自分は自転車のスピードを落とした。
そして数秒後、少年は横断歩道を渡ろうとすると、急に減速、またとぼとぼと青信号を歩き出した。
・・・・・・。
何だか馬鹿馬鹿しかった。だって、それのせいで自分が信号機を渡れなくなったんだもの。
ぽてぽて。
美味?
2004年11月15日 11月も半ば。どんどん寒くなってきましたね。気付けば長袖でオーバーさえ用意しています。秋雨がさり気なく降りつつ、空も秋らしく澄んできました。なわけでもうすぐ冬か・・・寒いのはやっぱり嫌い。皆さんも風邪など引かれぬよう。(も?)
季節の変わり目ということで、うちのヒメウズラのヒメちゃんも羽が替わろうとしているらしい。ボロボロ羽を落としていきます。
単なる換羽の時期なら別にいいんだけど、何か様子が変・・・自分の落とした羽をクチバシについばんでお澄まし顔しているんです。それだけならとっても可愛らしいんですが、見ていたら、何と、それを、食べた!
おいおい、自分の羽食べるなよ・・・。餌はちゃんとあげてるじゃないの。
これはいかんと思って、自分の羽をついばんでいるのを見たらすぐ奪うようにしてるんですが、そこからが面白い。奪われると、首を伸ばせるだけ長く伸ばして、俺が手に取った羽をうらめしそうに見やる。更には羽を羽ばたかせてそれを奪い返そうという始末・・・。
普通の餌よりも数倍目の色を変えて、自分の羽を食べたがる・・・美味なのか?それとも生理的に鳥には必要なことなのか?
そういえば、羽をボロボロ落としてるはずなのに、ケージの中には羽が見当たらない。ヒメちゃん・・・黙認はしてあげるけど、見えるところではやっぱり食わんでくれ。
ぶっちゃけ怖いんで。
季節の変わり目ということで、うちのヒメウズラのヒメちゃんも羽が替わろうとしているらしい。ボロボロ羽を落としていきます。
単なる換羽の時期なら別にいいんだけど、何か様子が変・・・自分の落とした羽をクチバシについばんでお澄まし顔しているんです。それだけならとっても可愛らしいんですが、見ていたら、何と、それを、食べた!
おいおい、自分の羽食べるなよ・・・。餌はちゃんとあげてるじゃないの。
これはいかんと思って、自分の羽をついばんでいるのを見たらすぐ奪うようにしてるんですが、そこからが面白い。奪われると、首を伸ばせるだけ長く伸ばして、俺が手に取った羽をうらめしそうに見やる。更には羽を羽ばたかせてそれを奪い返そうという始末・・・。
普通の餌よりも数倍目の色を変えて、自分の羽を食べたがる・・・美味なのか?それとも生理的に鳥には必要なことなのか?
そういえば、羽をボロボロ落としてるはずなのに、ケージの中には羽が見当たらない。ヒメちゃん・・・黙認はしてあげるけど、見えるところではやっぱり食わんでくれ。
ぶっちゃけ怖いんで。
錦の御旗
2004年11月14日 今日の新撰組、とうとう源さんがお亡くなりに。戊辰戦争、とうとう佳境ですね・・・例によってサブキャラを徹底的に立たせるつもりか素晴らしい。井上源三郎なんてマイナーキャラだと思ってたのにここまで引き立つとは・・・小林隆、古畑任三郎での巡査と違ってカッコいいですな(笑)
憤って錦の御旗に構わず突撃していく斉藤一もよかったし、毎回毎回まぁよくやる。源さんの亡霊なんか燃えよ剣を彷彿するというかなんというか。
来週はみんなお楽しみの榎本武揚の登場ですかね。予告にちらっと出てたけど、やっぱり草薙・・・まぁ、勇で懲りてますから全然驚いてませよ、全然。久々に勝海舟も登場しそうですし、いっそこのまま函館行っちゃいましょうよ?
しかしまぁ、大河で弾丸切りCGが出るとは思わなかった。笑っていいのか泣けるのか・・・Good job.
憤って錦の御旗に構わず突撃していく斉藤一もよかったし、毎回毎回まぁよくやる。源さんの亡霊なんか燃えよ剣を彷彿するというかなんというか。
来週はみんなお楽しみの榎本武揚の登場ですかね。予告にちらっと出てたけど、やっぱり草薙・・・まぁ、勇で懲りてますから全然驚いてませよ、全然。久々に勝海舟も登場しそうですし、いっそこのまま函館行っちゃいましょうよ?
しかしまぁ、大河で弾丸切りCGが出るとは思わなかった。笑っていいのか泣けるのか・・・Good job.
睡眠学習
2004年11月12日 学校のテストも終わって、やっと憂鬱な気分から開放されるかと思えば近い内に模試があることに気付いて凹み中。あんまり眠かったんで、プラネタリウムへ行くことにした。
平日の午後にプラネタリウムへ行くと何だ、何でか知らんがサラリーマンやご隠居さんが多いのなんのって。学生を全然見かけない。まぁ、テストのお陰で早く帰れた身分が言うことではないが。総合学習に来ていた小中学生は科学館に多く見られたんだけど、まぁいいや。
プラネタリウムはやっぱり精神的に荒廃しているとき、元い疲れているときにいいです。合法的に真っ暗になるんで、まどろむにも最高ですし、綺麗な星空も見られますし、睡眠学習もできますし。一部の大人の高鼾が五月蝿いことを除けばですが・・・。
で、知りました。ていうか思い出しました。先日とっても楽しい出来事があったんですね。
⇒http://homepage.mac.com/kmouri/iblog/C1514625429/E486297161/index.html
木星と金星が今並んでるってことは常識(え?)ですが、そこに細い月が迷い込んだそうで。しまった・・・徹夜して見ようと思ってたのに、心が荒んでいた(何で?)のと、テスト勉強に追い込まれていたのとで、すっかり忘れていた!てか起きてたしその時間・・・。
こういう天体ショーには恵まれない自分の割に、そのときは秋雨が降る予感もなく、いい天気だったのに・・・楽しみにしてたんで結構後悔中。
平日の午後にプラネタリウムへ行くと何だ、何でか知らんがサラリーマンやご隠居さんが多いのなんのって。学生を全然見かけない。まぁ、テストのお陰で早く帰れた身分が言うことではないが。総合学習に来ていた小中学生は科学館に多く見られたんだけど、まぁいいや。
プラネタリウムはやっぱり精神的に荒廃しているとき、元い疲れているときにいいです。合法的に真っ暗になるんで、まどろむにも最高ですし、綺麗な星空も見られますし、睡眠学習もできますし。一部の大人の高鼾が五月蝿いことを除けばですが・・・。
で、知りました。ていうか思い出しました。先日とっても楽しい出来事があったんですね。
⇒http://homepage.mac.com/kmouri/iblog/C1514625429/E486297161/index.html
木星と金星が今並んでるってことは常識(え?)ですが、そこに細い月が迷い込んだそうで。しまった・・・徹夜して見ようと思ってたのに、心が荒んでいた(何で?)のと、テスト勉強に追い込まれていたのとで、すっかり忘れていた!てか起きてたしその時間・・・。
こういう天体ショーには恵まれない自分の割に、そのときは秋雨が降る予感もなく、いい天気だったのに・・・楽しみにしてたんで結構後悔中。
今彼に必要なのは休養と睡眠学習だそうです。
暖かく見守ってやりましょう。
夢日記
2004年11月11日 最近書くネタが本当に無い(切実)ので、ふと昔書いていた(らしい)夢日記なるものを開いてみた。まだ自分が瑣末なことに気をとられて生きていた時代、裏でこそこそ何気なく書いていた備忘録集である。
夢と言うのは現実世界よりも極めて身勝手なもので、どんなに面白い小説よりも、本人にとって果てしなく楽しいサスペンスを見せてくれる。しかも、それは現実に戻ってみるとすぐに忘れてしまう。誰も昨日みた夢など覚えていない。
それを逆手にとって、夢日記なんてものを考案したことがあった。つまり、朝目覚めたらその夢内容を即座にノートするのである。まだまだ夢の記憶が鮮明な寝ぼけ眼の時にである。
そして、気付くのだ。何とも身勝手な夢を自分は見ている。ファンタジーの世界に溶け込んだそれは、脈絡のない展開と、伏線のない遭遇に満ちていて、そして人を敢えて戦慄させるサスペンスの様相を呈しているのだ。
そんな展開だからこそ、言葉にするのは難しい。人の想像力は極めて豊か。夢とは虚無の映像であり言葉ではない。だから、その世界は現実世界には言葉にならない物質世界であり、現実的な人間から見てそれを表現する動詞は持ち合わせていないのである。
自然、夢日記も破綻した小説に変わりなく、今読み返してみると、自分の稚拙な想像力に苦笑し、そして有り得ない展開模様に微笑さえ覚えまい。
でも、だからこそ備忘録としての役割は果たしているらしく、面白い。繰り返すように、夢とはすぐに消滅し、忘れてしまうものだ。つまり、夢日記にどんなに記したとしても、時が経てばその内容もいつかは忘れる。だから、読み返したとき、今までに触れた事の無い新作小説かのように、拙い文面を楽しむ事ができるのだ。
最近は現実的な瑣末主義に陥っているらしく、そういうものを記す余裕がないほど心が荒んでいるらしい。夢日記を付けようとも思わないし、おそらく起きたその瞬間に、夢の事象など枯渇いて書きようも無いだろう。
でも、人間それでいいのだと思う。「矩を超えず」というのは果たしてそういう意味なのだろうし、それがグロウアップというものだ。
そう、決してネタのない言い訳ではないのだ。書けないんだからしょうがない。曰く、この土地も昔は夢日記だったそうだ。ネタがないのは、君が夢を見ていない証拠だよ、と誰かが囁いている気がする。
わけもなく悩むのはもう辞めよう。
夢と言うのは現実世界よりも極めて身勝手なもので、どんなに面白い小説よりも、本人にとって果てしなく楽しいサスペンスを見せてくれる。しかも、それは現実に戻ってみるとすぐに忘れてしまう。誰も昨日みた夢など覚えていない。
それを逆手にとって、夢日記なんてものを考案したことがあった。つまり、朝目覚めたらその夢内容を即座にノートするのである。まだまだ夢の記憶が鮮明な寝ぼけ眼の時にである。
そして、気付くのだ。何とも身勝手な夢を自分は見ている。ファンタジーの世界に溶け込んだそれは、脈絡のない展開と、伏線のない遭遇に満ちていて、そして人を敢えて戦慄させるサスペンスの様相を呈しているのだ。
そんな展開だからこそ、言葉にするのは難しい。人の想像力は極めて豊か。夢とは虚無の映像であり言葉ではない。だから、その世界は現実世界には言葉にならない物質世界であり、現実的な人間から見てそれを表現する動詞は持ち合わせていないのである。
自然、夢日記も破綻した小説に変わりなく、今読み返してみると、自分の稚拙な想像力に苦笑し、そして有り得ない展開模様に微笑さえ覚えまい。
でも、だからこそ備忘録としての役割は果たしているらしく、面白い。繰り返すように、夢とはすぐに消滅し、忘れてしまうものだ。つまり、夢日記にどんなに記したとしても、時が経てばその内容もいつかは忘れる。だから、読み返したとき、今までに触れた事の無い新作小説かのように、拙い文面を楽しむ事ができるのだ。
最近は現実的な瑣末主義に陥っているらしく、そういうものを記す余裕がないほど心が荒んでいるらしい。夢日記を付けようとも思わないし、おそらく起きたその瞬間に、夢の事象など枯渇いて書きようも無いだろう。
でも、人間それでいいのだと思う。「矩を超えず」というのは果たしてそういう意味なのだろうし、それがグロウアップというものだ。
そう、決してネタのない言い訳ではないのだ。書けないんだからしょうがない。曰く、この土地も昔は夢日記だったそうだ。ネタがないのは、君が夢を見ていない証拠だよ、と誰かが囁いている気がする。
わけもなく悩むのはもう辞めよう。
お台場発
2004年11月7日 この土日、ちょっと東京のお台場まで行ってきました。色々とテレビやなんかではよく見かける観光スポットですが、田舎もんの自分にとっては中々新鮮なもので。
お台場の未来科学館で、JSECという高校生の科学技術研究のコンテストがありました。全国から色んな高校生が研究を持ち寄っていたんだけど、みんな凄い研究しています。とても高校生とは思えない、と形容すべきか、何とも高校生らしい素晴らしい研究だと表現すべきか、とにかく科学的に楽しい研究ぞろいでした。来年参加したいけれど、受験生の身になるしなぁ・・・でも、アメリカで開催されるISEFには行ってみたいし。保留しとこう(笑)
ついでに東京の友達と合流してフジテレビあたりもうろついてきました。レインボーブリッジやモノレール・ゆりかもめなんかもあって、さすがに観光地なところですね。ミーハーすぎて自分では満足に楽しめないところかもしれない・・・とりあえず、自由の女神が小さかった。
さてさて、明日は学校の式典があるので、のんびり登校しようかな。
お台場の未来科学館で、JSECという高校生の科学技術研究のコンテストがありました。全国から色んな高校生が研究を持ち寄っていたんだけど、みんな凄い研究しています。とても高校生とは思えない、と形容すべきか、何とも高校生らしい素晴らしい研究だと表現すべきか、とにかく科学的に楽しい研究ぞろいでした。来年参加したいけれど、受験生の身になるしなぁ・・・でも、アメリカで開催されるISEFには行ってみたいし。保留しとこう(笑)
ついでに東京の友達と合流してフジテレビあたりもうろついてきました。レインボーブリッジやモノレール・ゆりかもめなんかもあって、さすがに観光地なところですね。ミーハーすぎて自分では満足に楽しめないところかもしれない・・・とりあえず、自由の女神が小さかった。
さてさて、明日は学校の式典があるので、のんびり登校しようかな。
インプローブメント
2004年10月26日 先週テレビ東京のTVチャンピオンで、おもしろ動物王選手権ってのがやってた。試験最中だったので見るつもりはなかったんだけど、見始めたら何だか面白くて・・・やっぱり、俺は動物好きなんだなぁ、と。動物の映像がかわいいかわいい。しかも、素人なのかプロなんか、微妙な立場の選手ばかり集まってて、インテリな解説も入るんだから、はっきりいって笑えた。チャンピオンの定年編集長、凄いしぶとい。
TVチャンピオンって、毎回その道のプロというのかインテリを落としていくんだから勿体無い番組だと思う。たまにどうでもいいような回もあるが、技術系の企画なんかは、負けた人でも凄い作品を作ってるもんだから、どうにもこうにも・・・最後まで戦わせて上げてよ、って毎回思う。
まあ、それはどうでもいいこととして、どうぶつ王選手権のクイズに、オスライオンとメストラを交雑させると、何が生まれるか、ってのがあった。答えはライガーだそうで。LION×TIGER=LIGERってわけだから単純ですな。他にも、オストラとメスライオンなら、TIGER×LION=TIGON;タイゴンだとか。
品種改良なんて特にイヌネコで顕著に行われているわけだから、あまり倫理的な側面に口出ししたくはないが、とりあえず興味深かったんでこんな雑種を調べてみた。
まず、昔レオポンってのが生まれて話題になったらしい。自分が生まれていなかった時代なんでどうにもならないけど、話には聞いた事がある。ヒョウオスとライオンメスを掛け合わせたもので、LEOPARD×LION=LEOPONって意味だ。
英語圏でない動物には、ラバがいる。ラバは雄驢馬と雌馬を掛け合わせたもので、漢字で騾馬と書く。イヌネコのような種内雑種と違って、ラバのような種間雑種は繁殖能力がないので一代限りなんだそうだ。だからある意味人間本位で生み出された不遇の生き物とも考えられるけれど、騾馬はその性格がおとなしく、しかも強健で丈夫なんだそうだ。つまり使役するには持って来いの“ウマ”で、人間の役に立つ。結局見世物でしかないレオポンなんかに較べれば、救い甲斐があるかなぁとは思う。逆に、雄馬と雌驢馬を掛け合わせたものはケッテイ(漢字は変換できない)と呼ばれていて、こっちは労役に耐えることができないそうだ。
馬の一代雑種は他にも色々いて、シマウマオスとウマメスを掛け合わせた、ZEBLA+HORSE=ZEVLOSE;ゼブロース。その逆のホーブラ。また、シマウマオスとロバメスを掛け合わせた、ZEBLA+DONKEY=ZENKEY;ジンキー。その逆のゼブロイドなどがいる。
日本ではイノブタがいる。猪豚は名の通り、雄猪と雌豚を掛け合わせたもの。こいつは食用に利用されている。
一代雑種でも生殖できるものも中にはいて、普通の種と再び交雑することで、子供を産ませる事ができるそうだ。レオポンも実際に戻し交雑によって子供を産んだそうだ。
一代雑種には他にも、金鶏と雉を交雑したキンケイなどたくさんいる。遺伝子組み換えなどが問題になって久しいけれど、品種改良は何も植物の世界だけでなく、動物の世界でも起こっている話なのだ。
動物と言えば、海にも哺乳類がいるが、ウォルフィンという一代雑種がハワイにもいるらしい。つまり、WHALE+DOLPHIN=WHALPHINということなのだろうが、ここま来ると壮絶だ。
緩やか且つ急速な自然の変化に歯止めをかけるため、敢えて自然界は一代限りで終わってしまうように仕組んでいるのではないかと思う。そのような特異性を持っているからこそ、今の混沌とした秩序が成立しているのだ。進化論に加わる創造論も、興味に尽きない話題だと思う。
TVチャンピオンって、毎回その道のプロというのかインテリを落としていくんだから勿体無い番組だと思う。たまにどうでもいいような回もあるが、技術系の企画なんかは、負けた人でも凄い作品を作ってるもんだから、どうにもこうにも・・・最後まで戦わせて上げてよ、って毎回思う。
まあ、それはどうでもいいこととして、どうぶつ王選手権のクイズに、オスライオンとメストラを交雑させると、何が生まれるか、ってのがあった。答えはライガーだそうで。LION×TIGER=LIGERってわけだから単純ですな。他にも、オストラとメスライオンなら、TIGER×LION=TIGON;タイゴンだとか。
品種改良なんて特にイヌネコで顕著に行われているわけだから、あまり倫理的な側面に口出ししたくはないが、とりあえず興味深かったんでこんな雑種を調べてみた。
まず、昔レオポンってのが生まれて話題になったらしい。自分が生まれていなかった時代なんでどうにもならないけど、話には聞いた事がある。ヒョウオスとライオンメスを掛け合わせたもので、LEOPARD×LION=LEOPONって意味だ。
英語圏でない動物には、ラバがいる。ラバは雄驢馬と雌馬を掛け合わせたもので、漢字で騾馬と書く。イヌネコのような種内雑種と違って、ラバのような種間雑種は繁殖能力がないので一代限りなんだそうだ。だからある意味人間本位で生み出された不遇の生き物とも考えられるけれど、騾馬はその性格がおとなしく、しかも強健で丈夫なんだそうだ。つまり使役するには持って来いの“ウマ”で、人間の役に立つ。結局見世物でしかないレオポンなんかに較べれば、救い甲斐があるかなぁとは思う。逆に、雄馬と雌驢馬を掛け合わせたものはケッテイ(漢字は変換できない)と呼ばれていて、こっちは労役に耐えることができないそうだ。
馬の一代雑種は他にも色々いて、シマウマオスとウマメスを掛け合わせた、ZEBLA+HORSE=ZEVLOSE;ゼブロース。その逆のホーブラ。また、シマウマオスとロバメスを掛け合わせた、ZEBLA+DONKEY=ZENKEY;ジンキー。その逆のゼブロイドなどがいる。
日本ではイノブタがいる。猪豚は名の通り、雄猪と雌豚を掛け合わせたもの。こいつは食用に利用されている。
一代雑種でも生殖できるものも中にはいて、普通の種と再び交雑することで、子供を産ませる事ができるそうだ。レオポンも実際に戻し交雑によって子供を産んだそうだ。
一代雑種には他にも、金鶏と雉を交雑したキンケイなどたくさんいる。遺伝子組み換えなどが問題になって久しいけれど、品種改良は何も植物の世界だけでなく、動物の世界でも起こっている話なのだ。
動物と言えば、海にも哺乳類がいるが、ウォルフィンという一代雑種がハワイにもいるらしい。つまり、WHALE+DOLPHIN=WHALPHINということなのだろうが、ここま来ると壮絶だ。
緩やか且つ急速な自然の変化に歯止めをかけるため、敢えて自然界は一代限りで終わってしまうように仕組んでいるのではないかと思う。そのような特異性を持っているからこそ、今の混沌とした秩序が成立しているのだ。進化論に加わる創造論も、興味に尽きない話題だと思う。
ヒストリエ
2004年10月24日
岩明均の『ヒストリエ』が遂に単行本化したので、読んでみる。アフタヌーンはあんまり読まない月刊誌だから、早く単行本化してほしかった作品。中々出ないな、と思ったら1、2巻同時発売とは。むむむ。
舞台はアレクサンドロス大王の時代。その書記官であったエウメネスの波乱万丈な生涯を辿る、という話?この時代は全然つまびらかでないので、エウメネスの名はもちろん、スキタイとかマケドニアとかそういた固有名詞もあんまりよくわからない・・・。
それもあって、月刊で読んでくのは無理だなぁ、と敬遠していたんだけど、単行本で通じてみるとこれが何とも面白い。この人の漫画はキャラクターが妙に人間的でいい雰囲気を出してるし、絵も好きな部類。プロットもよく考えてるなぁ、って思う。
主人公のエウメネスも飄々としてて中々楽しい。裕福な子供から一遍して奴隷階級に落とされたというのに、そのひねくれ方が素晴らしく直向きで共感してしまうほど(笑)同著の『寄生獣』の新一もそうだったけど、微妙な性格の起伏というか変化を描くのがうまいなぁ。
あえてアレクサンドロスでなく、言ってしまえば地味(なのかな?)なエウメネスを通じてこの時代を描く作品って、今までにあったんだろうか。デビュー時代から構想を立ててた作品と銘打ってるだけに、今後の展開がとても楽しみ。エウメネスってヒストリエを読んでる分には凄い英雄に思えてしまうんだけど、どこまでがオリジナルなんだろう。
そういえば、ヒストリエって歴史って意味なんだろうか。ギリシア・ローマ史勉強してみようかなぁ。
舞台はアレクサンドロス大王の時代。その書記官であったエウメネスの波乱万丈な生涯を辿る、という話?この時代は全然つまびらかでないので、エウメネスの名はもちろん、スキタイとかマケドニアとかそういた固有名詞もあんまりよくわからない・・・。
それもあって、月刊で読んでくのは無理だなぁ、と敬遠していたんだけど、単行本で通じてみるとこれが何とも面白い。この人の漫画はキャラクターが妙に人間的でいい雰囲気を出してるし、絵も好きな部類。プロットもよく考えてるなぁ、って思う。
主人公のエウメネスも飄々としてて中々楽しい。裕福な子供から一遍して奴隷階級に落とされたというのに、そのひねくれ方が素晴らしく直向きで共感してしまうほど(笑)同著の『寄生獣』の新一もそうだったけど、微妙な性格の起伏というか変化を描くのがうまいなぁ。
あえてアレクサンドロスでなく、言ってしまえば地味(なのかな?)なエウメネスを通じてこの時代を描く作品って、今までにあったんだろうか。デビュー時代から構想を立ててた作品と銘打ってるだけに、今後の展開がとても楽しみ。エウメネスってヒストリエを読んでる分には凄い英雄に思えてしまうんだけど、どこまでがオリジナルなんだろう。
そういえば、ヒストリエって歴史って意味なんだろうか。ギリシア・ローマ史勉強してみようかなぁ。
家栽の人
2004年10月20日 検索してみると、『家裁の人』のヒット件数が『家栽の人』の二分の一ほど。まあ確かに自分も気付くのにだいぶ時間がかかりましたが・・・。
TBSで家栽の人が放送してた。植物ネタで緩和させた家裁の話で、雰囲気が結構好きな漫画。今日のスペシャルは更正した少年の行く末について。マスコミ問題もついでに扱ってたみたいだけど、もう少し押しが足りなかったような気がする。紅葉の種って本当変わってますよね。結構飛ぶみたいで。何故かポプラの並ぶ路で拾った事がある。まあ、要するに一緒なんですが。
いい作品だとは思うけど、桑田判事を時任三郎が演じるのはいまいちだと思った。演技が悪いとかじゃなく、根本的に何か違うような。
TBSで家栽の人が放送してた。植物ネタで緩和させた家裁の話で、雰囲気が結構好きな漫画。今日のスペシャルは更正した少年の行く末について。マスコミ問題もついでに扱ってたみたいだけど、もう少し押しが足りなかったような気がする。紅葉の種って本当変わってますよね。結構飛ぶみたいで。何故かポプラの並ぶ路で拾った事がある。まあ、要するに一緒なんですが。
いい作品だとは思うけど、桑田判事を時任三郎が演じるのはいまいちだと思った。演技が悪いとかじゃなく、根本的に何か違うような。
学徒;門前払いの人々
2004年10月20日 徹夜後に疲労感を携えつつ、苦労して学校に向かう。試験1時間前、友人と駄弁りつつも黙々と勉強していたら放送が入る。「生徒諸君は教室待機!」。そして、担任が入ってきて、「帰れ!」
試験中に暴風警報って酷いでしょ。しかも、その日にあったのは一番嫌いな教科。さっさと終わらせたいのに、来週に持ち越し。つまり、土日の二連休にまた一夜漬けをしろと言う。嫌いな教科を。
せめて、勉強しなくてもでいる教科、あるいは勉強し甲斐のある教科を持ってこさせれば楽だったのに・・・虐めだ。人の努力を踏み躙りやがって、この台風め!
台風23号は通称TOKAGE。親近感が湧くように愛嬌ある名前が付けられたそうだが、とても憎悪が沸いている。
まだ試験週間中だけど、眠いからもう寝よう。
(記AM9:00)
------------------------------------------------------------
例によって愚痴。やめようと思ってもやめられないのが人の性・・・。
しかし、台風が来て門前払いを食らわされて喜んでる生徒も中にはいるんだよね。わざわざ学校に来て置いて、帰らされて、なんで喜べるのかようわからん。
試験中に暴風警報って酷いでしょ。しかも、その日にあったのは一番嫌いな教科。さっさと終わらせたいのに、来週に持ち越し。つまり、土日の二連休にまた一夜漬けをしろと言う。嫌いな教科を。
せめて、勉強しなくてもでいる教科、あるいは勉強し甲斐のある教科を持ってこさせれば楽だったのに・・・虐めだ。人の努力を踏み躙りやがって、この台風め!
台風23号は通称TOKAGE。親近感が湧くように愛嬌ある名前が付けられたそうだが、とても憎悪が沸いている。
まだ試験週間中だけど、眠いからもう寝よう。
(記AM9:00)
------------------------------------------------------------
例によって愚痴。やめようと思ってもやめられないのが人の性・・・。
しかし、台風が来て門前払いを食らわされて喜んでる生徒も中にはいるんだよね。わざわざ学校に来て置いて、帰らされて、なんで喜べるのかようわからん。
コンペティション
2004年10月19日・数学は単位がないから気持ち悪い
・物理は単位があるからあしらえる
・物理は単位があるからまどろっこしいうーん。
・数学は単位がないからすっきりしている
・一番いいのは両刀使いわかっちゃいるけど。
NOW HERE
2004年10月15日 金八先生の第7シリーズが始まった。今度の3Bは史上最低!とか新聞に書かれてたんで、いっつも最低じゃん、なんて思ってたけれど・・・ホントに最低だ(笑)これは中学生と言うよりは小学生、いや幼稚園児のクラスじゃないのか。壮烈に破天荒なクラスですな。
思えば第5期を小学生、第6期を中学生でリアルタイムに見てきて、もう今は高校生・・・いまどきの中学生を風刺した(?)金八ドラマに共感する世代では無くなっているわけだ。世代的に今度は見下げる立場になっていて、何だか青春に取り残された感じがして寂しい。
歳をとったせいなのか知らんけど、観てて疲れた・・・最初っから最後まで、もう3Bメンバー若すぎ。はしゃぎ過ぎ。あんなにテンション高いと、おじさん付いていけないんですけど。こんなん2時間SPでやられたら老体にはきついきつい。
なんていうのは冗談にしても、週末の10時から見ていくのは辛そうです。思えば今までの金八生徒は、悪ガキではあったけど、頭は実にbrightだったからなぁ。健二郎がまさにそれだし。
テーマとしては、家庭内暴力に発達障害、麻薬と出揃っているようで。また一風変わったクラスで楽しめそうです。気力さえ持てば(笑)
今回国語教師金八先生が持ってきたネタは『いまここ』だった。「今ここにい続けるものはない。無常。」といった感じで、まあありふれた話?3B生徒が茶化すもんだから、折角のいい言葉が台無しやねん。
ふと思った。『いまここ』を英語に訳すと“NOW HERE”になる。これをつなげれば“NOWHERE”、つまり『どこにもいない』だ。英語にも共通した無常に気付いた。
思えば第5期を小学生、第6期を中学生でリアルタイムに見てきて、もう今は高校生・・・いまどきの中学生を風刺した(?)金八ドラマに共感する世代では無くなっているわけだ。世代的に今度は見下げる立場になっていて、何だか青春に取り残された感じがして寂しい。
歳をとったせいなのか知らんけど、観てて疲れた・・・最初っから最後まで、もう3Bメンバー若すぎ。はしゃぎ過ぎ。あんなにテンション高いと、おじさん付いていけないんですけど。こんなん2時間SPでやられたら老体にはきついきつい。
なんていうのは冗談にしても、週末の10時から見ていくのは辛そうです。思えば今までの金八生徒は、悪ガキではあったけど、頭は実にbrightだったからなぁ。健二郎がまさにそれだし。
テーマとしては、家庭内暴力に発達障害、麻薬と出揃っているようで。また一風変わったクラスで楽しめそうです。気力さえ持てば(笑)
今回国語教師金八先生が持ってきたネタは『いまここ』だった。「今ここにい続けるものはない。無常。」といった感じで、まあありふれた話?3B生徒が茶化すもんだから、折角のいい言葉が台無しやねん。
ふと思った。『いまここ』を英語に訳すと“NOW HERE”になる。これをつなげれば“NOWHERE”、つまり『どこにもいない』だ。英語にも共通した無常に気付いた。
部分日食
2004年10月14日 今日は部分日食がありました。左上がチョコーンと欠けるっていう小規模な日食です。以前南極であったような皆既日食はやっぱり滅多に起こらないか・・・月食と違って新月と太陽の軌道が完全に一致しないといけないからね。
起こったのは真昼の11時頃の前後1時間少々という、高校生にとっては完全に授業中という頃合。たいそれた観測はできなさそうなんで、あんまり気のも留めてなかったんだけど、それが祟ってか遮光板を用意するのを忘れていた・・・これが無いと太陽は見えない。
でも、折角学校にいるんだから一枚や二枚あるんじゃないかな、と思い物理の先生に無いか聞いてみる。すると何を考えたか偏光板を持ってきた。おいおい。
まあ、折角持ってきてくれたんだから、偏光板を何重にもして、更に半透明の下敷きを重ねて覗いてみることにする。無論のこと紫外線をシャットアウトできるわけではないんで、危険。目に悪い。わかっちゃいるけど、この機会を逃すのは馬鹿らしいんで、無理して見てみる。
⇒http://homepage3.nifty.com/thawks/img_fickle/thumb_DSCF0337.jpg
おぉ!欠けてる!何て感動するわけだ。目は通しちゃいけないけど、カメラを通すのはいいんで、撮影。まぶしすぎて露出がいかれそうになったけど気にしない気にしない。
下敷きを回しながら皆でわいわい騒いでいたら、授業の先生が、「なら授業に疲れたら窓の外を見ててええよ」と言ってくれる。いい人だ・・・一歩間違えば授業崩壊だけど(笑)
後は、テレホンカードの穴を太陽に掲げて影を見るなんてのもやってみた。テレホンカードの穴の影が、微妙に欠けていて面白い。掌の影も微妙に欠けていた、気がする。言われないとわかんないけどね(^^;)
この写真が食の最大で、これ以上は欠けなかったから、あんまりパッとした日食ではないです。多分情報が無かったら誰も気付かないでしょう。ちっとも暗くなんないんで。
しかしアレだ。友達に「日食が起きてるぞ!」と伝えると皆決まって「本当!?どこどこ」と言い返してくる。
どこって太陽でに決まってるじゃん。
起こったのは真昼の11時頃の前後1時間少々という、高校生にとっては完全に授業中という頃合。たいそれた観測はできなさそうなんで、あんまり気のも留めてなかったんだけど、それが祟ってか遮光板を用意するのを忘れていた・・・これが無いと太陽は見えない。
でも、折角学校にいるんだから一枚や二枚あるんじゃないかな、と思い物理の先生に無いか聞いてみる。すると何を考えたか偏光板を持ってきた。おいおい。
まあ、折角持ってきてくれたんだから、偏光板を何重にもして、更に半透明の下敷きを重ねて覗いてみることにする。無論のこと紫外線をシャットアウトできるわけではないんで、危険。目に悪い。わかっちゃいるけど、この機会を逃すのは馬鹿らしいんで、無理して見てみる。
⇒http://homepage3.nifty.com/thawks/img_fickle/thumb_DSCF0337.jpg
おぉ!欠けてる!何て感動するわけだ。目は通しちゃいけないけど、カメラを通すのはいいんで、撮影。まぶしすぎて露出がいかれそうになったけど気にしない気にしない。
下敷きを回しながら皆でわいわい騒いでいたら、授業の先生が、「なら授業に疲れたら窓の外を見ててええよ」と言ってくれる。いい人だ・・・一歩間違えば授業崩壊だけど(笑)
後は、テレホンカードの穴を太陽に掲げて影を見るなんてのもやってみた。テレホンカードの穴の影が、微妙に欠けていて面白い。掌の影も微妙に欠けていた、気がする。言われないとわかんないけどね(^^;)
この写真が食の最大で、これ以上は欠けなかったから、あんまりパッとした日食ではないです。多分情報が無かったら誰も気付かないでしょう。ちっとも暗くなんないんで。
しかしアレだ。友達に「日食が起きてるぞ!」と伝えると皆決まって「本当!?どこどこ」と言い返してくる。
どこって太陽でに決まってるじゃん。