続・血液型
2005年11月4日A22.あなたの血液型は?だいぶ投票が進んだらしく、4:3:2:1に近づいてきました。さすが大数の法則というか。こんなことで一喜一憂できるぐらいなら、血液型も幸せなものだ。
A型 37.7%
B型 19.6%
AB型 12.6%
O型 30.1%
DiaryNoteの血液型比
2005年11月3日A22.あなたの血液型は?確か日本人はA:O:B:AB=4:3:2:1じゃなかったっけ。
A型 32.6%
B型 16.3%
AB型 4.7%
O型 46.5%
これでは3:5:2:0であんまりだ。学校で習った知識なんて・・・。
母集団がまだ少ないのか、それとも4:3:2:1というデータが古すぎるのか。まぁ、多分前者が正しいんだと思うけど、間違ってもBLOGを書く人間にO型が多いとかいう意味不明なことを言ってはあかんで。
血液型占いの記事とか見てると、確かに俺はO型なのだが、言われてみればA型性格でもいい気がするし、B型でも間違ってない感じがするし、AB型でも通るんだよなぁ。人の性格ほど枠にはめれないものはない。
素数ゼミの謎
2005年11月2日
本屋をぶらついてたら、思わず見つけて衝動買いしてしまった。何だか数学好きの血が騒ぎ、昆虫マニアの心をくすぐるようなタイトルだったので。
まあ、素数と名を冠していますが、全然難解な本ではありません。むしろ生物学の進化論の超超入門書みたいな内容で、小〜中学生向けに書かれたんじゃないかって思えるぐらい絵本チックで読みやすい。面白いぞ、と兄弟に貸してみたら、数学の本は嫌だと断られた。タイトルで損してるかなぁ・・・?
内容はタイトルの通り、昨年アメリカの方で大発生したと騒がれた17年ゼミについて。なるほど、素数ゼミです。
昆虫って生き物は本当におかしな生き物で、思うに人間は確かに地球を支配するけれども、それはマクロ視点の話で、ミクロの世界では昆虫という節足動物が支配しているのではないか。どんなに人間が頑張っても、撲滅できない台所の黒い怪物がいる。
そして昆虫の生態ってのは概して謎に包まれているもので、夏になると儚げな青春を遂げんために歌うセミもまたその一つ。太陽の光を浴びる期間は短いけれども、地中で過ごした期間は意外に長いもので、この17年ゼミというのは名の通り17年も土の中で過ごすのだ。
日本にいないのが残念だけれど、考えてみれば不思議なものだ。17年という期間は長すぎる。そしてその数値も素数という奇妙な数字だ。この数値は偶然ではない。なぜなら13年ゼミというセミも存在する。
この本はそんな諸々の不思議を、進化の観点から鮮やかに明かしている。
生物なんてのは、中身は単純なんだ。それを閃くのが難しい。そういう生物学の醍醐味を教えてくれるような本でした。科学読み物として一押し。この感動は本川達雄先生の本を読んだとき以来かな。
それから、セミのイラストも可愛いよ。
まあ、素数と名を冠していますが、全然難解な本ではありません。むしろ生物学の進化論の超超入門書みたいな内容で、小〜中学生向けに書かれたんじゃないかって思えるぐらい絵本チックで読みやすい。面白いぞ、と兄弟に貸してみたら、数学の本は嫌だと断られた。タイトルで損してるかなぁ・・・?
内容はタイトルの通り、昨年アメリカの方で大発生したと騒がれた17年ゼミについて。なるほど、素数ゼミです。
昆虫って生き物は本当におかしな生き物で、思うに人間は確かに地球を支配するけれども、それはマクロ視点の話で、ミクロの世界では昆虫という節足動物が支配しているのではないか。どんなに人間が頑張っても、撲滅できない台所の黒い怪物がいる。
そして昆虫の生態ってのは概して謎に包まれているもので、夏になると儚げな青春を遂げんために歌うセミもまたその一つ。太陽の光を浴びる期間は短いけれども、地中で過ごした期間は意外に長いもので、この17年ゼミというのは名の通り17年も土の中で過ごすのだ。
日本にいないのが残念だけれど、考えてみれば不思議なものだ。17年という期間は長すぎる。そしてその数値も素数という奇妙な数字だ。この数値は偶然ではない。なぜなら13年ゼミというセミも存在する。
この本はそんな諸々の不思議を、進化の観点から鮮やかに明かしている。
1.なぜこんなに長年かけて成虫になるのか?謎解きをここに書くわけにはいかないので本を読んでもらうとして、これらの謎を見事な筋道で解決している。特に素数周期の理由が、小学生でも考えられるような話なのには驚いた。
2.なぜこんなにいっぺんに同じ場所で大発生するのか?
3.なぜ13年と17年なのか?
生物なんてのは、中身は単純なんだ。それを閃くのが難しい。そういう生物学の醍醐味を教えてくれるような本でした。科学読み物として一押し。この感動は本川達雄先生の本を読んだとき以来かな。
それから、セミのイラストも可愛いよ。
ゆとり教育に反対してみる
2005年10月31日 最近まで、ゆとり教育肯定派だったが、今日、ある事態に直面して断固撤廃すべきだと思った。難しい勉強のために大切なコトが教えられなくなるぐらいなら、ゆとりをとって教育してもいいと思っていた。もちろん、そういう総合学習的教育が実現できればの話だけれど。でもやっぱり教育は大切だ。特に直感を養う教育が大切だ。
例えば国語は一番直観力を養う学習だ。言語というのは、人間の根本的な知的発想に根強く結びつくものだからである。国語力が身についていなければ読み書きなど到底できない。言葉を話したり、物事を考えたりするために、どのような言語を使うべきか悩んでいたりしては読み書きできないからだ。直感でモノを話さなければ人間としてやってけない。
理科も大切だ。例えばシーソーの原理。中心からの距離とブラ下げたオモリの重さの掛け算が等しくなれば釣り合う。例えばテコの原理。支点力点作用点の三点が関っていて、コレコレこういう掛け算を考えるとどれだけ力が増幅されたかがわかる。こんなことは直感で身についていてもよさそうなものだが、いざ考えてみると不思議な話だ。でも、これを不思議だと思って小難しく考えていれば、理論には結びつかない。直感でその現象を正しいと認めてくるから、それを証明する理論が構築できるのだ。不思議な自然現象を当たり前だと認識させる直感を、幼いうちに養うことは大切なのだ。
でなければ、太陽の周りを地球が回っているなんて直感で認められるわけがない。
でなければ、キリンの首が自然選択によって長くなったなんて、直感で認められるわけがない。
天動説が蔓延して、獲得形質が遺伝してしまう世界になる。
ゆとり教育論争で、一番庶民の心に根強く残っているのは円周率パイの値だろう。昔は3.14と言われ、3桁の数の足し引きなんて大変な計算をやってきたのに、今の小学生は3という一桁の単純な数で計算が認められる。こんなズルイ話はないと思った人が少なくないわけがないんだ。そしてその弊害もわかっているから、論争になるんだ。
整数論の中にユークリッドの互除法という便利な話がある。
18と30の最大公約数を求めろ。
みたいな問題を簡単に解く方法だ。ユークリッドの互除法を使うと、
30と18の差は12だから、18と12の最大公約数を求めればいい。
18と12の差は6だから、12と6の最大公約数を求めればいい。
12は6で割り切れるので、18と30の最大公約数は6である。
こうやって差をとって数を小さくして、最大公約数を求めることができるのである。自慢じゃないが、僕はこんなのは、直感で知ってるものだと思っていた。
それなのに、同世代のある高校生に聞いてみたら、
30と18は2で割り切れる。
30と18は3で割り切れる。
30と18は5で割り切れない。
30と18は7で割り切れない。
30と18は13で割り切れない。
30と18は17で割り切れない。
19は18より大きい。
よって、30と18の最大公約数は2カケル3で6である。
みたいな効率の悪い考え方をしてるのだという。最大公約数を考えてるのに、どうして最小公約数を考えていかなきゃいけないんだろう。馬鹿じゃないだろうか。それじゃあ、デカイ数になったら対処できない。
そして、ユークリッドの互除法という便利な道具があるよ、と教えてやると驚くのだ。知らなかった!そして、その簡単な法則と、予想に反した結果から、数学の、まるで神秘的な公式の一つだと思って暗記するのである。
直感としては身につかないのである。暗記するのである。
言っておくが、ユークリッドの互除法は何にも難しい話じゃない。18と30の最大公約数を求めるということは、要するに縦18横30の長方形を、なるべく大きな正方形で分割しろってことなんだ。縦18横30の長方形は、6×6の正方形で敷き詰めることができるじゃないか。
そこで、当然ながら6×6の正方形で、18×18の正方形を敷き詰めることはできる。だったら18×30の長方形から、もうその正方形は最初から切り落としてしまってもいいじゃないか。詰め込めることはわかっているんだから。
これが直感的理解である。なのに、この直感がないのだ。この直感がないくせに、文字式を一杯使った証明を、数学で教えられる。そこでの感想は、何でかわからないけど、文字で置いたらうまく説明できてしまった、凄いなぁ、である。こんなのわかった内に入らない。
代数的な証明も大切だけど、それはあくまで理屈。理屈と直感が結びついて初めて頭がよくなるというものじゃないだろうか。理屈は数学で、直感が算数なのである。数学はどうでもいいが、算数は生きる上で必要な知恵である。買い物で計算ができない外国人はおかしいじゃないか。
だから、小学生には直感で国語も、算数も、理科も、社会も覚えさせる必要があるのだ。平仮名や漢字がとにかく書ければ、将来読み書きできなくなるなんて事態はありえない。面積を求める計算ができれば、将来積分だってできるようになる。テコの原理を知っていれば、モーメントの意味がわかる。一都一道二府四十三県を漠然とでも知っておけば、道に迷うことはない。
それを疎かにして、中途半端な総合学習とか、英語で会話できたって何の意味がないじゃないか。
直感と理屈が結びつく例をもう一つ挙げてみよう。算数の話をしていたので、やっぱり算数から持ち出してみる。
他にもある。新過程の弊害か知らないが、円周角の定理とかいった初等幾何が中学から高校に移動したらしい。でも、やっぱりこんな話は、無駄に知恵の付いた高校生よりも、直観力の養える中学生に教えたほうがいいんじゃないか。
やっぱり直感を養う教育は大切だ。直観力が養えないゆとり教育なんて馬鹿なこと言ってちゃいけない。
例えば国語は一番直観力を養う学習だ。言語というのは、人間の根本的な知的発想に根強く結びつくものだからである。国語力が身についていなければ読み書きなど到底できない。言葉を話したり、物事を考えたりするために、どのような言語を使うべきか悩んでいたりしては読み書きできないからだ。直感でモノを話さなければ人間としてやってけない。
理科も大切だ。例えばシーソーの原理。中心からの距離とブラ下げたオモリの重さの掛け算が等しくなれば釣り合う。例えばテコの原理。支点力点作用点の三点が関っていて、コレコレこういう掛け算を考えるとどれだけ力が増幅されたかがわかる。こんなことは直感で身についていてもよさそうなものだが、いざ考えてみると不思議な話だ。でも、これを不思議だと思って小難しく考えていれば、理論には結びつかない。直感でその現象を正しいと認めてくるから、それを証明する理論が構築できるのだ。不思議な自然現象を当たり前だと認識させる直感を、幼いうちに養うことは大切なのだ。
でなければ、太陽の周りを地球が回っているなんて直感で認められるわけがない。
でなければ、キリンの首が自然選択によって長くなったなんて、直感で認められるわけがない。
天動説が蔓延して、獲得形質が遺伝してしまう世界になる。
ゆとり教育論争で、一番庶民の心に根強く残っているのは円周率パイの値だろう。昔は3.14と言われ、3桁の数の足し引きなんて大変な計算をやってきたのに、今の小学生は3という一桁の単純な数で計算が認められる。こんなズルイ話はないと思った人が少なくないわけがないんだ。そしてその弊害もわかっているから、論争になるんだ。
整数論の中にユークリッドの互除法という便利な話がある。
18と30の最大公約数を求めろ。
みたいな問題を簡単に解く方法だ。ユークリッドの互除法を使うと、
30と18の差は12だから、18と12の最大公約数を求めればいい。
18と12の差は6だから、12と6の最大公約数を求めればいい。
12は6で割り切れるので、18と30の最大公約数は6である。
こうやって差をとって数を小さくして、最大公約数を求めることができるのである。自慢じゃないが、僕はこんなのは、直感で知ってるものだと思っていた。
それなのに、同世代のある高校生に聞いてみたら、
30と18は2で割り切れる。
30と18は3で割り切れる。
30と18は5で割り切れない。
30と18は7で割り切れない。
30と18は13で割り切れない。
30と18は17で割り切れない。
19は18より大きい。
よって、30と18の最大公約数は2カケル3で6である。
みたいな効率の悪い考え方をしてるのだという。最大公約数を考えてるのに、どうして最小公約数を考えていかなきゃいけないんだろう。馬鹿じゃないだろうか。それじゃあ、デカイ数になったら対処できない。
そして、ユークリッドの互除法という便利な道具があるよ、と教えてやると驚くのだ。知らなかった!そして、その簡単な法則と、予想に反した結果から、数学の、まるで神秘的な公式の一つだと思って暗記するのである。
直感としては身につかないのである。暗記するのである。
言っておくが、ユークリッドの互除法は何にも難しい話じゃない。18と30の最大公約数を求めるということは、要するに縦18横30の長方形を、なるべく大きな正方形で分割しろってことなんだ。縦18横30の長方形は、6×6の正方形で敷き詰めることができるじゃないか。
そこで、当然ながら6×6の正方形で、18×18の正方形を敷き詰めることはできる。だったら18×30の長方形から、もうその正方形は最初から切り落としてしまってもいいじゃないか。詰め込めることはわかっているんだから。
これが直感的理解である。なのに、この直感がないのだ。この直感がないくせに、文字式を一杯使った証明を、数学で教えられる。そこでの感想は、何でかわからないけど、文字で置いたらうまく説明できてしまった、凄いなぁ、である。こんなのわかった内に入らない。
代数的な証明も大切だけど、それはあくまで理屈。理屈と直感が結びついて初めて頭がよくなるというものじゃないだろうか。理屈は数学で、直感が算数なのである。数学はどうでもいいが、算数は生きる上で必要な知恵である。買い物で計算ができない外国人はおかしいじゃないか。
だから、小学生には直感で国語も、算数も、理科も、社会も覚えさせる必要があるのだ。平仮名や漢字がとにかく書ければ、将来読み書きできなくなるなんて事態はありえない。面積を求める計算ができれば、将来積分だってできるようになる。テコの原理を知っていれば、モーメントの意味がわかる。一都一道二府四十三県を漠然とでも知っておけば、道に迷うことはない。
それを疎かにして、中途半端な総合学習とか、英語で会話できたって何の意味がないじゃないか。
直感と理屈が結びつく例をもう一つ挙げてみよう。算数の話をしていたので、やっぱり算数から持ち出してみる。
7パイと22はどちらが大きいかパイが3だったら当然22の方が大きい。では、パイが3.14だったら、7パイ=21.98なので悩むことになる。パイは3.141592...と延々と続く無理数であることを知ってるので、もしかして繰り上がって22になるかもしれないのでは、と疑うことになる。ここで、3.14という漠然とした直感に、無理数という理屈が付いてくるのだ。
他にもある。新過程の弊害か知らないが、円周角の定理とかいった初等幾何が中学から高校に移動したらしい。でも、やっぱりこんな話は、無駄に知恵の付いた高校生よりも、直観力の養える中学生に教えたほうがいいんじゃないか。
やっぱり直感を養う教育は大切だ。直観力が養えないゆとり教育なんて馬鹿なこと言ってちゃいけない。
数独
2005年10月20日 っていうパズルが流行ってるらしい。うーん、こういうアルゴリズム的なパズルって機械的にできちゃうものだから、あんまし頭は柔らかくならないと思うんだけどなぁ。イラストロジックなんかと同じで。
⇒http://www.ultimatesudoku.com/
まぁでも面白そうなので紹介。9×9のマス目に、縦横に重複しないように1〜9までの数を入れて、さらに3×3の各ブロックにも重複しないように入れていくっていうパズル。数独の名の由来とかはググってくれ。魔方陣と違って斜めはいらないらしい。
解とかは沢山あるんだろうか。何だかんだで条件が厳しいので、コツをつかめば簡単です。
パズルと言えば、最近バンダイのSimpeiが面白い。
⇒http://www.asovision.com/simpei/game.html
手にとってやったことはないけど、五目並べの進化版みたいな感じで楽しめる。最初の4手はほとんど形式化してしまうんで、それからが勝負・・・なのかな?
まぁしかし、対戦系ゲームはポーカーフェイスがきくので、手に取るとまた違った面白みがありそう。大富豪で負けたことは滅多にありません(笑)
⇒http://www.ultimatesudoku.com/
まぁでも面白そうなので紹介。9×9のマス目に、縦横に重複しないように1〜9までの数を入れて、さらに3×3の各ブロックにも重複しないように入れていくっていうパズル。数独の名の由来とかはググってくれ。魔方陣と違って斜めはいらないらしい。
解とかは沢山あるんだろうか。何だかんだで条件が厳しいので、コツをつかめば簡単です。
パズルと言えば、最近バンダイのSimpeiが面白い。
⇒http://www.asovision.com/simpei/game.html
手にとってやったことはないけど、五目並べの進化版みたいな感じで楽しめる。最初の4手はほとんど形式化してしまうんで、それからが勝負・・・なのかな?
まぁしかし、対戦系ゲームはポーカーフェイスがきくので、手に取るとまた違った面白みがありそう。大富豪で負けたことは滅多にありません(笑)
PATRIOTISM
2005年10月16日
最近三島文学にはまる。漱石だったり、太宰だったり、志賀直哉だったり、どうも文学が読めるようになってきたので、拾い読みするようになってしまった。最近読んだのは三島由紀夫の自選短編集『花ざかりの森・憂国』『真夏の死』『殉教』。『憂国』の写真が無かったので、写真は『真夏の死』から。
司馬遼太郎の『街道を行く』かなんかの随筆で、割腹の文学者・三島について言及していたらしいが、三島は自分の作品を他人に解釈されるのを嫌って、この自選短編集では自分で解説を書いている。曰く自分の作品がどういうものか知ってほしいなら、『憂国』を読めというのだ。
『憂国』という短編は、短い作品だが、二・二六事件に関して、切腹する中尉と、まだ結婚して半年と経たない妻が後を追うその前夜の話を描いたもの。なるほど切腹というテーマは三島らしさを彷彿させる、けれど、この作品の重要な点は切腹ではなくて、切腹するに至る感情――フロイトに言わせればエロスとタナトス――であるのだと思う。まぁ状況がつかめそうなものだけれど、その文学的言い回しはやはり巧いなと思う。
『仮面の告白』など、三島由紀夫の作品は海外でも評価されてるので、ふと丸善へ行って檸檬を・・・じゃなくて、丸善で三島作品の英訳をしたペーパーバックを探してみた。洋書コーナーの日本人作家コーナーを探してみると、結構あるものなんだ。夏目漱石や川端康成といった文豪をはじめとして、村上春樹といった作品などいろいろ置いてあった。日本文学も人気はあるんだろうな、やっぱり。『猫である』は『I AM a CAT』で、とても分厚かった。“我輩”の滑稽じみたニュアンスが外国人に伝わったんだろうか。『KOKORO』もあったし、漱石を読んでみたいなぁと食指が動く。導入をどう訳したか気になる『Snow Country』もある。
勿論YUKIO MISHIMAもあって、いろいろあった。短編の英訳はないかなぁ、と探してみると『PATRIOTISM』を見つける。愛国ミサイルのことをパトリオットミサイルなんて言うと、さるマニアな友人が教えてくれたことがあるのを思い出す。パトリオティズムは愛国心のことだ。『憂国』の訳らしい。数ある短編の中で、これだけが独立して薄い冊子になっている。その武士道っぷりがやっぱり受けたんだろうか。開いてみると、
⇒http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0811213129/
日本文学を英語にしたらどうなるんだろうと、不思議に思って読んでみる。LieutenantとかImperial troopsなどといった単語は厳しいけど、結構読めるもので、元と比較してみると楽しめるね。『切腹する』を『ceremonially disembowel oneself』などと訳してたり、日本語特有の表現も無理やり訳した感も面白い。
英語の勉強をするなら英語の本を読めと言われることもあるけど、こういう日本文学という“超名訳”が存在している英文を読むのも、結構勉強になるんじゃないかと思った。favoriteな小説が選べるわけだしね。
司馬遼太郎の『街道を行く』かなんかの随筆で、割腹の文学者・三島について言及していたらしいが、三島は自分の作品を他人に解釈されるのを嫌って、この自選短編集では自分で解説を書いている。曰く自分の作品がどういうものか知ってほしいなら、『憂国』を読めというのだ。
『憂国』という短編は、短い作品だが、二・二六事件に関して、切腹する中尉と、まだ結婚して半年と経たない妻が後を追うその前夜の話を描いたもの。なるほど切腹というテーマは三島らしさを彷彿させる、けれど、この作品の重要な点は切腹ではなくて、切腹するに至る感情――フロイトに言わせればエロスとタナトス――であるのだと思う。まぁ状況がつかめそうなものだけれど、その文学的言い回しはやはり巧いなと思う。
『仮面の告白』など、三島由紀夫の作品は海外でも評価されてるので、ふと丸善へ行って檸檬を・・・じゃなくて、丸善で三島作品の英訳をしたペーパーバックを探してみた。洋書コーナーの日本人作家コーナーを探してみると、結構あるものなんだ。夏目漱石や川端康成といった文豪をはじめとして、村上春樹といった作品などいろいろ置いてあった。日本文学も人気はあるんだろうな、やっぱり。『猫である』は『I AM a CAT』で、とても分厚かった。“我輩”の滑稽じみたニュアンスが外国人に伝わったんだろうか。『KOKORO』もあったし、漱石を読んでみたいなぁと食指が動く。導入をどう訳したか気になる『Snow Country』もある。
勿論YUKIO MISHIMAもあって、いろいろあった。短編の英訳はないかなぁ、と探してみると『PATRIOTISM』を見つける。愛国ミサイルのことをパトリオットミサイルなんて言うと、さるマニアな友人が教えてくれたことがあるのを思い出す。パトリオティズムは愛国心のことだ。『憂国』の訳らしい。数ある短編の中で、これだけが独立して薄い冊子になっている。その武士道っぷりがやっぱり受けたんだろうか。開いてみると、
On the twenty-eighth of February, 1936(on the third day, that is, of the February 26 Incident), ...と書かれている。二・二六事件の訳はこうなってるんだと感心して、買ってみた。
⇒http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0811213129/
日本文学を英語にしたらどうなるんだろうと、不思議に思って読んでみる。LieutenantとかImperial troopsなどといった単語は厳しいけど、結構読めるもので、元と比較してみると楽しめるね。『切腹する』を『ceremonially disembowel oneself』などと訳してたり、日本語特有の表現も無理やり訳した感も面白い。
英語の勉強をするなら英語の本を読めと言われることもあるけど、こういう日本文学という“超名訳”が存在している英文を読むのも、結構勉強になるんじゃないかと思った。favoriteな小説が選べるわけだしね。
喪失感
2005年10月9日 大切なものを一つ失ったような夢を見ました。寝てばっかりです。何を失ったのだろう。思い返してみると目元に足りないものがある。眼鏡が壊れました。柄の部分が片方折れました。宙ぶらりんです。
片方の柄は折れていないので、強引に耳殻に引っ掛けることは出来ますが、両サイドで支えられないので微妙に傾き、世界が微妙に歪曲しています。涼しげになってきて、鬱陶しい日々が続きますが、厄が落ちたと思って我慢しよう。
片方の柄は折れていないので、強引に耳殻に引っ掛けることは出来ますが、両サイドで支えられないので微妙に傾き、世界が微妙に歪曲しています。涼しげになってきて、鬱陶しい日々が続きますが、厄が落ちたと思って我慢しよう。
ネタもないので
2005年10月3日A11.使っているブラウザは?ネスケが不人気だとは・・・と言いつつ、愛用はやめたが。
IE : 74.3%
Netscape : 2.5%
Firefox(Mozilla) : 4.6%
Opera : 3.1%
Safari : 2.7%
Slepnir : 6.3%
Donut : 2.8%
そのほか : 3.6%
IEはタブブラウザになるんだっけ?IE比率がどんどん上がるんだろうな。
アンケート
2005年9月29日 何だか突然現れたアンケート。Diaryユーザー向けみたいだから、一般の人には見えないのかな?まぁいいや。
何か色々質問があるみたいで、コンプリートしてみたいな(笑)
A8.あなたの年齢は?10代以外に少ないな。モラトリアムも後僅か。
10代以下 : 22.6%
20代 : 46.3%
30代 : 23.5%
40代 : 5.5%
50代 : 1.1%
それ以上 : 1.0%
A6.あなたの日記は、直接の知り合いにちなみに知られてます。
知られている : 45.0%
多分知られていると思う : 10.2%
多分知られていないと思う : 19.4%
知られていない : 25.4%
何か色々質問があるみたいで、コンプリートしてみたいな(笑)
秋は別れの季節
2005年9月26日 お久しぶりです(笑)
万博終わっちゃいましたねぇ。結局1回しか行ってません。まあ、そのために貴重な丸一日を費やして、濃密にパビリオンを周ってきたので構いませんが(言い訳)。もうモリコロともお別れですか。モリゾーカットされた茂みの垂れ目に恐怖を覚えるような経験もできなくなるというわけですね。地元民としては感無量であります。大きな事件も無く、無事終わってよかったですね。気がかりだった施設も、色んな所に移設するみたいで、万博の名残はまだまだ楽しめそうですね。お気に入りの長久手日本館の地球の部屋は、東京の博物館に移設するそうで・・・と、東京っ?遠い・・・。
新聞などによれば、最終日は244,052人入ったそうです。凄いですね。万博初日は5万人も入らなくて焦燥していたのだから、本当に凄い数字ですよ。一体どんな鮨詰めだったのでしょう。まぁ、来場者は、最後なんだからパビリオン見るなんて贅沢なんて言わない、とにかく万博へ行ったという経験が重要なんだ、という思いで行ったのでしょうけれどね。
本当は自分もそんな気分で行ってみようかしらと思ったんだけど、残念。学校で文化祭がありました。3年生なので特に仕事はなかったんだけど、まぁ同じ祭りなら長久手より近所の学校の方が低コストなわけで、一応模擬店出して焼き鳥売って貢献してきました。高校生としての義務は果たされたでしょう(笑)高校生としてこんな馬鹿騒ぎができるのももう最後なんだよね。感無量です。(そればっか)
ふと、青春に飢えを感じました。
万博終わっちゃいましたねぇ。結局1回しか行ってません。まあ、そのために貴重な丸一日を費やして、濃密にパビリオンを周ってきたので構いませんが(言い訳)。もうモリコロともお別れですか。モリゾーカットされた茂みの垂れ目に恐怖を覚えるような経験もできなくなるというわけですね。地元民としては感無量であります。大きな事件も無く、無事終わってよかったですね。気がかりだった施設も、色んな所に移設するみたいで、万博の名残はまだまだ楽しめそうですね。お気に入りの長久手日本館の地球の部屋は、東京の博物館に移設するそうで・・・と、東京っ?遠い・・・。
新聞などによれば、最終日は244,052人入ったそうです。凄いですね。万博初日は5万人も入らなくて焦燥していたのだから、本当に凄い数字ですよ。一体どんな鮨詰めだったのでしょう。まぁ、来場者は、最後なんだからパビリオン見るなんて贅沢なんて言わない、とにかく万博へ行ったという経験が重要なんだ、という思いで行ったのでしょうけれどね。
本当は自分もそんな気分で行ってみようかしらと思ったんだけど、残念。学校で文化祭がありました。3年生なので特に仕事はなかったんだけど、まぁ同じ祭りなら長久手より近所の学校の方が低コストなわけで、一応模擬店出して焼き鳥売って貢献してきました。高校生としての義務は果たされたでしょう(笑)高校生としてこんな馬鹿騒ぎができるのももう最後なんだよね。感無量です。(そればっか)
ふと、青春に飢えを感じました。
猫である
2005年8月17日 巡回していたら、色んな所で紹介されていて、かなりツボに入ったBLOG。
⇒http://ameblo.jp/tackchan/
ネコが訴えられました。今も係争中です。という中々滑稽なもので、法廷ミステリー(?)を読んでる気分。事実は小説よりも何ちゃらと言うように、実録だけあって楽しいです。日本でよくこんな裁判やるよなぁ。ちなみに筆者は被告サイド。
導入もうまい。「死人が訴えられた」と、全然関係ない話から始まる。登場人物も実際の人物ながらキャラが立っている。文体も意識しているのか漱石先生の猫に似ている・・・気のせいか?
下手なミステリーより面白いかも・・・BLOGですが最初から読むのをお勧め。いつ収拾が付くのだろう。口頭弁論、五回ぐらいやりそう(笑)
しかし、原告側がこのページ見つけたらどうするつもりだろう。
⇒http://ameblo.jp/tackchan/
ネコが訴えられました。今も係争中です。という中々滑稽なもので、法廷ミステリー(?)を読んでる気分。事実は小説よりも何ちゃらと言うように、実録だけあって楽しいです。日本でよくこんな裁判やるよなぁ。ちなみに筆者は被告サイド。
導入もうまい。「死人が訴えられた」と、全然関係ない話から始まる。登場人物も実際の人物ながらキャラが立っている。文体も意識しているのか漱石先生の猫に似ている・・・気のせいか?
下手なミステリーより面白いかも・・・BLOGですが最初から読むのをお勧め。いつ収拾が付くのだろう。口頭弁論、五回ぐらいやりそう(笑)
しかし、原告側がこのページ見つけたらどうするつもりだろう。
愚痴みたいなもの
2005年8月13日 相変わらず放置気味。
立秋もとっくに過ぎて、夏休みも中盤。超本格的に受験を意識しなくてはいけないシーズン。学校に行って自習しようかと思ったらお盆で休みだという。今欲しいのは何物にもとらわれない空間である。塾を覗いても自習室は満杯で、あの飽和状態では気が散ってしまう。しかし思うのは、どうして中高一貫の学校に通ってる中学生が、制服を着て夏期講習に来ていたりするのだろう。お前ら遊べる内に遊んでおかないと将来後悔するぞ。
さて、自分がそうであるように、どこもかしこも受験生だらけである。となると、どうしても会話はそういう下りになるわけで、お疲れ様とか、体には気をつけてとか、労いの言葉が飛び出すわけだが、どうしてか頑張れ、とか況してや一緒に頑張ろうとか、そういう向上心を擽る言葉が出てこないのである。言いたくないのである。
どうしてだろうと思うと、おそらく自分が恐れているからだ。決して同輩に頑張って貰いたくないわけではない。でも、万が一という結末が、自分にしろ他人にしろ訪れた時、その向上心の矛先が、況してやtogetherが陥落するのが恐ろしいのだ。自分の身を立てられない者がどうして他人にそんなことを言えよう。立身出来ない者の馴れ合いなど、気休めの恐怖以外の何物でもないのだ。
だから労いの言葉で止まってしまうのである。そんな人間関係を思う今日この頃。只管打坐に自己本位で生きるのみである。こんな状況がおそらくあと半年、あるいはあと一年半、あるいは・・・年ぐらい続くと思います。ご了承下さい。たまには(?)愚痴ってみました。
立秋もとっくに過ぎて、夏休みも中盤。超本格的に受験を意識しなくてはいけないシーズン。学校に行って自習しようかと思ったらお盆で休みだという。今欲しいのは何物にもとらわれない空間である。塾を覗いても自習室は満杯で、あの飽和状態では気が散ってしまう。しかし思うのは、どうして中高一貫の学校に通ってる中学生が、制服を着て夏期講習に来ていたりするのだろう。お前ら遊べる内に遊んでおかないと将来後悔するぞ。
さて、自分がそうであるように、どこもかしこも受験生だらけである。となると、どうしても会話はそういう下りになるわけで、お疲れ様とか、体には気をつけてとか、労いの言葉が飛び出すわけだが、どうしてか頑張れ、とか況してや一緒に頑張ろうとか、そういう向上心を擽る言葉が出てこないのである。言いたくないのである。
どうしてだろうと思うと、おそらく自分が恐れているからだ。決して同輩に頑張って貰いたくないわけではない。でも、万が一という結末が、自分にしろ他人にしろ訪れた時、その向上心の矛先が、況してやtogetherが陥落するのが恐ろしいのだ。自分の身を立てられない者がどうして他人にそんなことを言えよう。立身出来ない者の馴れ合いなど、気休めの恐怖以外の何物でもないのだ。
だから労いの言葉で止まってしまうのである。そんな人間関係を思う今日この頃。只管打坐に自己本位で生きるのみである。こんな状況がおそらくあと半年、あるいはあと一年半、あるいは・・・年ぐらい続くと思います。ご了承下さい。たまには(?)愚痴ってみました。
首都の蝉
2005年8月8日 東京に日帰り(?)で行って来ました。名古屋から夜行で行って、夜行で帰る、みたいな。疲れたです。
蝉の五月蝿い季節ですが、五月蝿く合唱する分、蝉は風流を感じさせる生き物であると改めて自覚しました。というのも、夜行で朝5時に東京駅に着いて、聞いた騒音が「ミーンミーン」。ぶっちゃけリアルで聞くのは初めてじゃなかろうか。東海地方にはミンミンゼミいないんですよ。こっちの方では、朝にクマゼミが鳴いて、昼過ぎからアブラゼミが鳴いて、夏の暮れの黄昏時にツクツクボウシを聞くような、そんな風流を覚えているんですが、ちょっと上るとミンミンゼミが加わるのですね。時間的でなく空間的にも風流を覚えました。
ただ、許せないのは東京で普通にクマゼミが鳴いてたことだ。西日本の特権だと思ってたのに。
青春18切符で、器用な乗り方をしたので、備忘録がてら書いておく。題して名古屋⇔東京を6000円で往復する方法。まず、青春18切符を買う。一回分が2300円相当で五回分が一枚に収まっている。JRの鈍行列車(普通、快速)は、一日中どんだけ乗ってもただという切符で、遠出するけど新幹線は使うまでも無いという時に重宝する。五枚セットなのが難だが、金券ショップなどで買い取ってもらえばいいし、頑張って旅行しても楽しいんじゃないかな。
東海道線(大垣⇔名古屋⇔東京)には、ムーンライトながらという夜行列車が走っている。快速扱いなので、指定席券(500円)さえ買えば、青春18切符で乗れてしまう。ただ、名古屋発が夜の23時云分なので、乗ってる間に日付が変わってしまうから、日付の変わる大府なり刈谷までの切符は買わねばならない。400円ほど。これは企業戦略じゃないかと俺は勘ぐっている。
乗車中に、乗務員さんが切符を見に来るので、青春18切符と、名古屋→大府の400円分の切符と、ながらの指定席券を見せれば、OK。計3200円。後はがたごとと乗られていけば、朝の5時前には東京駅に到着できる。寝台列車でないので、快適に眠るのは不可能だと覚えておけばいい。ていうか教えて欲しかった・・・普通のリクライニングシートに座らされるだけで、電気はずっとついたままである。座して眠るわけで寝心地はよろしくない。目隠しと上着は持っていくといい。枕も欲しいと思うかもしれない(笑)
朝5時に着いても何もすることは無いので、東京駅の丸の内口を出て、皇居外苑でも散歩する。東京という土地柄に相応しくなく、ただっ広い土地に使い方には驚き。後、カラスのふてぶてしい往来にも驚き。これは東京らしいと思った。外苑には立派な騎馬した楠正成像がある。立派なのはいいが、当然のようにハトとスズメの休息所になっていた。外苑を突っ切ると、桜田門に辿りつく。歴史的に重要なポストにあるくせに、なんだか地味な気がした。多分震災か戦争で壊れたんだと思う。桜田門を出ると、天下の警視庁がある。当然、お巡りが一杯いた。なんだかイメージとは違って、みすぼら・・・いや、何でもない。濠沿いに歩いていくと、最終的には国会議事堂に辿りつく。明朝は人が少ないので、敵情視察には持って来い。
こんな感じで、1、2時間は気軽に潰せる。東京も意外に観光地なんだなぁ。本来の目的はお台場に行くことだったので、青春18切符の効力がまだあるから、東京駅から山手線に無料同然で乗って新橋に行き、ユリカモメに乗って台場まで行く。ぶらぶら歩いていたが凄い暑かった。お台場の自由の女神像の写真を撮っておく。これでアメリカに行ったと、友達に自慢できそうだ。皆やってるよね?フジテレビをスルーして、未来科学館まで歩く。恋愛物語展なんて、よくわからない楽しい企画展が開催していた。生物学的見地からすれば、大してこっ恥ずかしいなんて思うことは無いでしょう。こういうの嫌いじゃないです。
まぁ、そんな感じでだらだらしつつ、23時頃までに品川へ行く。夜更けの暇つぶしはちょっと大変かな。今度は日付が変わるまでの切符を買う必要は無い。何故なら、青春18切符の効力が続いているから。だから、乗って、乗務員さんに青春18切符と、指定席券を見せればいい。これで青春18切符の二枚目を切ることになる。計2800円。相変わらず寝心地は悪いが仕方が無い。
まぁ、そんな感じで、体力は使いますが、計6000円で名古屋東京を往復できるわけです。新幹線なんて使ったら、片道だけでもゆうに1万円かかってしまうわけだから、かなりエコノミーでしょう。宿も心配する必要もないですし。ちなみに、名駅から自宅にも、当然青春18切符で帰る。青春18切符は、そんな名前のくせに、年齢制限などはないので、サラリーマンとかも出張目的で結構使ってるみたいですね。
詳しい写真などはまたその内。
------------------------------------------------------------
どうもイメージバトンなるものが回ってきているみたいです。何で俺の所に・・・?って気分なんですが、色んなバトンが流行っていますね。正直イメージバトンが何かもわかっていないので、もうちょっとお待ちください。受験勉強忙しくて、中々ネットに触れられないですよ・・・(T_T)
東京行ったのは息抜きです。(断言)
蝉の五月蝿い季節ですが、五月蝿く合唱する分、蝉は風流を感じさせる生き物であると改めて自覚しました。というのも、夜行で朝5時に東京駅に着いて、聞いた騒音が「ミーンミーン」。ぶっちゃけリアルで聞くのは初めてじゃなかろうか。東海地方にはミンミンゼミいないんですよ。こっちの方では、朝にクマゼミが鳴いて、昼過ぎからアブラゼミが鳴いて、夏の暮れの黄昏時にツクツクボウシを聞くような、そんな風流を覚えているんですが、ちょっと上るとミンミンゼミが加わるのですね。時間的でなく空間的にも風流を覚えました。
ただ、許せないのは東京で普通にクマゼミが鳴いてたことだ。西日本の特権だと思ってたのに。
青春18切符で、器用な乗り方をしたので、備忘録がてら書いておく。題して名古屋⇔東京を6000円で往復する方法。まず、青春18切符を買う。一回分が2300円相当で五回分が一枚に収まっている。JRの鈍行列車(普通、快速)は、一日中どんだけ乗ってもただという切符で、遠出するけど新幹線は使うまでも無いという時に重宝する。五枚セットなのが難だが、金券ショップなどで買い取ってもらえばいいし、頑張って旅行しても楽しいんじゃないかな。
東海道線(大垣⇔名古屋⇔東京)には、ムーンライトながらという夜行列車が走っている。快速扱いなので、指定席券(500円)さえ買えば、青春18切符で乗れてしまう。ただ、名古屋発が夜の23時云分なので、乗ってる間に日付が変わってしまうから、日付の変わる大府なり刈谷までの切符は買わねばならない。400円ほど。これは企業戦略じゃないかと俺は勘ぐっている。
乗車中に、乗務員さんが切符を見に来るので、青春18切符と、名古屋→大府の400円分の切符と、ながらの指定席券を見せれば、OK。計3200円。後はがたごとと乗られていけば、朝の5時前には東京駅に到着できる。寝台列車でないので、快適に眠るのは不可能だと覚えておけばいい。ていうか教えて欲しかった・・・普通のリクライニングシートに座らされるだけで、電気はずっとついたままである。座して眠るわけで寝心地はよろしくない。目隠しと上着は持っていくといい。枕も欲しいと思うかもしれない(笑)
朝5時に着いても何もすることは無いので、東京駅の丸の内口を出て、皇居外苑でも散歩する。東京という土地柄に相応しくなく、ただっ広い土地に使い方には驚き。後、カラスのふてぶてしい往来にも驚き。これは東京らしいと思った。外苑には立派な騎馬した楠正成像がある。立派なのはいいが、当然のようにハトとスズメの休息所になっていた。外苑を突っ切ると、桜田門に辿りつく。歴史的に重要なポストにあるくせに、なんだか地味な気がした。多分震災か戦争で壊れたんだと思う。桜田門を出ると、天下の警視庁がある。当然、お巡りが一杯いた。なんだかイメージとは違って、みすぼら・・・いや、何でもない。濠沿いに歩いていくと、最終的には国会議事堂に辿りつく。明朝は人が少ないので、敵情視察には持って来い。
こんな感じで、1、2時間は気軽に潰せる。東京も意外に観光地なんだなぁ。本来の目的はお台場に行くことだったので、青春18切符の効力がまだあるから、東京駅から山手線に無料同然で乗って新橋に行き、ユリカモメに乗って台場まで行く。ぶらぶら歩いていたが凄い暑かった。お台場の自由の女神像の写真を撮っておく。これでアメリカに行ったと、友達に自慢できそうだ。皆やってるよね?フジテレビをスルーして、未来科学館まで歩く。恋愛物語展なんて、よくわからない楽しい企画展が開催していた。生物学的見地からすれば、大してこっ恥ずかしいなんて思うことは無いでしょう。こういうの嫌いじゃないです。
まぁ、そんな感じでだらだらしつつ、23時頃までに品川へ行く。夜更けの暇つぶしはちょっと大変かな。今度は日付が変わるまでの切符を買う必要は無い。何故なら、青春18切符の効力が続いているから。だから、乗って、乗務員さんに青春18切符と、指定席券を見せればいい。これで青春18切符の二枚目を切ることになる。計2800円。相変わらず寝心地は悪いが仕方が無い。
まぁ、そんな感じで、体力は使いますが、計6000円で名古屋東京を往復できるわけです。新幹線なんて使ったら、片道だけでもゆうに1万円かかってしまうわけだから、かなりエコノミーでしょう。宿も心配する必要もないですし。ちなみに、名駅から自宅にも、当然青春18切符で帰る。青春18切符は、そんな名前のくせに、年齢制限などはないので、サラリーマンとかも出張目的で結構使ってるみたいですね。
詳しい写真などはまたその内。
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どうもイメージバトンなるものが回ってきているみたいです。何で俺の所に・・・?って気分なんですが、色んなバトンが流行っていますね。正直イメージバトンが何かもわかっていないので、もうちょっとお待ちください。受験勉強忙しくて、中々ネットに触れられないですよ・・・(T_T)
東京行ったのは息抜きです。(断言)
飛んでいく
2005年7月27日 昨日のBANYAN(台風七号)、思いのほか大したこと無かったなぁ、という気がしてしょうがないのですが。夏期講習を早く切り上げて、ガッコから早く帰ってきたのに、風ばっかりで雨は降りませんでした。徒歩通学なので、風が吹くぐらいならどってことないのに・・・。天気予報、大雨?嘘吐き。まぁ、直撃中はシエスタしていたので知らなかったというオチかもしれません。
そういえばディスカバリー、無事飛んでいきましたね。トラブルなければいいですが、幸運を祈ろう。
そういえばディスカバリー、無事飛んでいきましたね。トラブルなければいいですが、幸運を祈ろう。
FZ30
2005年7月25日
LUMIXからとうとうFZ30が出るそうです。光学12倍+手ぶれ補正+LEICAレンズが売りのFZシリーズですが、どんどん進化していますな。思い返してみると、
FZ1→FZ2→FZ10→FZ3→FZ5→FZ20→FZ30
みたいな感じなんだろうか。因みに自分の使ってるのはFZ10。
てっきりFZ100になると思っていたのに、30とは詰まんない。
冗談はさておき、PANASONICの商品ページを見ると、結構マニュアル仕様になるみたいです。シーンダイヤルは一掃されて、P/A/S/Mが完全独立。正直、夜景モードとかスポーツモードとか、マニュアルでカバーできるから使わないもんなぁ。美肌は使うかもしれないが。一応SCENEダイヤルは存在するようで、結構多機能ぽい。
マニュアルにしても、光学ズームはリング式になって、絞り、シャッタースピードのダイヤルも独立したようだ。これでISO感度が独立していたら尚いいと思うのだけれど、見当たらない?光学12倍だと、感度調整も重要になるので外に出して欲しいのだが・・・。
特筆すべきは、800万画素と、液晶がフリーアングルになったことか。画素向上のおかげでFUJIのハニカムズームみたく19倍ズーム相当になるみたい。300万画素で669mm相当だそうだ。まぁ、大規模SDに任せて、後でトリミングしてもいいと思うけど。フリーアングルは予期してなかった・・・こんだけボディが巨大になると必要だもんね。
中々いいと思う。発売は8月末。
でも、一年待てばFZ50(?)が出そうだなぁ。
FZ1→FZ2→FZ10→FZ3→FZ5→FZ20→FZ30
みたいな感じなんだろうか。因みに自分の使ってるのはFZ10。
てっきりFZ100になると思っていたのに、30とは詰まんない。
冗談はさておき、PANASONICの商品ページを見ると、結構マニュアル仕様になるみたいです。シーンダイヤルは一掃されて、P/A/S/Mが完全独立。正直、夜景モードとかスポーツモードとか、マニュアルでカバーできるから使わないもんなぁ。美肌は使うかもしれないが。一応SCENEダイヤルは存在するようで、結構多機能ぽい。
マニュアルにしても、光学ズームはリング式になって、絞り、シャッタースピードのダイヤルも独立したようだ。これでISO感度が独立していたら尚いいと思うのだけれど、見当たらない?光学12倍だと、感度調整も重要になるので外に出して欲しいのだが・・・。
特筆すべきは、800万画素と、液晶がフリーアングルになったことか。画素向上のおかげでFUJIのハニカムズームみたく19倍ズーム相当になるみたい。300万画素で669mm相当だそうだ。まぁ、大規模SDに任せて、後でトリミングしてもいいと思うけど。フリーアングルは予期してなかった・・・こんだけボディが巨大になると必要だもんね。
中々いいと思う。発売は8月末。
でも、一年待てばFZ50(?)が出そうだなぁ。
夏休み
2005年7月24日
今年の夏休みはどうも異常な過ごし方をしている。取り敢えず学校で朝から夏期講習があるので、朝七時に起きて学校へ行く。冷房がガンガンに効いているので、暑いどころか涼しいどころか寒さを覚え、家に帰ってもどうせ手がつかないだろうので、学校の図書館に居残って受験勉強をしていく。同様に寒い。おかげで夏らしさを感じない。外では蝉さえも、暑さにばてて鳴けないでいる暑さであるというのに。しかも勉強尽くめで毎日に充実感がない。ああっ、受験ノイローゼにならいでか。お盆に入ったら旅に出ようと思った。
自転車から降りると、むわっとヒトスジシマカがたかってくる。生理学で走性という話があり、ああこれは人の放出する二酸化炭素に近付いてくる化学走性に基づく行動という奴だ、と妙に冷めて見つめている自分がいる。おまけに私はO型である。二の腕を差し出して、叩こうともせずじっと見つめる。ヒトスジシマカの腹が見る見る内に膨らんで赤く染まる。ふと、自虐的な思いが横切って、二の腕の筋肉をこわばらせてみた。ヒトスジシマカは、針が抜けなくなって、コテンっと音を立てて二の腕に倒れた。いや、音は立てないが本当にそんな感じで突っ伏したのだ。それが写真の様子。このまま張り付いて貰っていても困るので解放してやる。俺の血は重かろうに、よれよれして飛んでいった。頑張って子沢山に恵まれるといい。
そんな鬱クオリティの高い夏休みを過ごしております。まあ、半分ぐらいフィクションです。ところでなんかこのURL(http://diary.note.ne.jp/19668/)が使えなくなったみたいです。ずっとこれにリンクしてたけど、あれれ、いつの間に?
自転車から降りると、むわっとヒトスジシマカがたかってくる。生理学で走性という話があり、ああこれは人の放出する二酸化炭素に近付いてくる化学走性に基づく行動という奴だ、と妙に冷めて見つめている自分がいる。おまけに私はO型である。二の腕を差し出して、叩こうともせずじっと見つめる。ヒトスジシマカの腹が見る見る内に膨らんで赤く染まる。ふと、自虐的な思いが横切って、二の腕の筋肉をこわばらせてみた。ヒトスジシマカは、針が抜けなくなって、コテンっと音を立てて二の腕に倒れた。いや、音は立てないが本当にそんな感じで突っ伏したのだ。それが写真の様子。このまま張り付いて貰っていても困るので解放してやる。俺の血は重かろうに、よれよれして飛んでいった。頑張って子沢山に恵まれるといい。
そんな鬱クオリティの高い夏休みを過ごしております。まあ、半分ぐらいフィクションです。ところでなんかこのURL(http://diary.note.ne.jp/19668/)が使えなくなったみたいです。ずっとこれにリンクしてたけど、あれれ、いつの間に?
T-REX
2005年7月21日
昨日、ささしまに恐竜博へ行ってきました。ささしまとは、いわゆるポケパークのある名古屋駅の裏手のことで、名駅を挟んで名古屋ががらっと田舎になってしまうようなそんな雰囲気を醸し出す場所のことです。
オークションで10億の値が付いたと言うティラノサウルス、愛称スーの全身骨格標本(復元なのか複製なのかはよくわからん)が、はるばるフィールド博物館からやってきたということで、いざ視察。日本初公開というのが愛知万博さまさまで、名古屋在住の自分にとっては嬉しい。スーって随分可愛い名前でミスマッチだわな。発見者が女性だったかららしい。T-REXが可愛く見えてくるじゃないか(笑)
撮ってアップロードしてみたけど、いやぁ大迫力ですね。こんなでっかい恐竜の骨なんか初めて見たよ。もう感動ものです。生きていないので大して魅力を感じないものの、浪漫はありますなぁ。写真撮影は映像類を除いてOKということだったので、携帯の壁紙にもしときました。ただ、そのせいで親子の客が、子供を標本の前において一緒に撮りたがるために、解説などが読みづらかったです。純粋に見に来てる人にとっては、写真禁止にしてくれてもよかったんじゃないかと思った。
他の展示は、『恐竜→鳥』という進化を意識してか、マイナー恐竜(?)の骨が多い。正直見た恐竜の名前覚えてません。すまん。原始恐竜から始まって、一番古いT-REXの仲間のDilongはとても小さく羽毛を持っていた。そこから鳥の道を進むか、巨大化の道を進むか、そういう歴史的展望を見せてくれる展示になっています。
知っていた恐竜は少なかったですねぇ。イグアナドンぐらいかなぁ。科学的見地から見ると面白いですが、有名な恐竜を見てみたいと言う人には物足りないかも。あ、でもスーだけで十分大迫力なんで満足できますね。
個人的に可愛い(可愛い!?)と思ったのはMeiですね。何か手のひらに乗ってしまいそうな小さく丸くなった塊が展示されていて、これはなんだろうと思ったら小さな羽毛を生やした恐竜が眠りながら化石化したものだったんですよ。それが何とも、鳥が眠っている感じを彷彿させて可愛い。おいおい、化石に愛らしさを求めてどうする?と、考古学者の気持ちがわかったような気がしました(笑)正式には“Mei Long”という名で、静かに眠るという意味の名前。トロオドンの仲間。恐竜が鳥に進化したというのが納得できました。鳥好きにはたまらない。
後凄かったのはHarpymimusでしょうか。名前は怪物のハーピーに由来しているらしいですが、そんなことはどうでもよくて、標本の首が異常に曲がっていてホラーです。
鳥類の恐竜紀元説への反論とその解消として「時代のパラドクス」「3本指のパラドクス」などが挙げられていて、科学的にも迫力的にも十分楽しめました。
愛知万博と並列開催なので、名古屋に来た方は是非行ってみてはどうでしょう。場所も名古屋駅から歩いて十分ほどなのですぐに行けますよ。
オークションで10億の値が付いたと言うティラノサウルス、愛称スーの全身骨格標本(復元なのか複製なのかはよくわからん)が、はるばるフィールド博物館からやってきたということで、いざ視察。日本初公開というのが愛知万博さまさまで、名古屋在住の自分にとっては嬉しい。スーって随分可愛い名前でミスマッチだわな。発見者が女性だったかららしい。T-REXが可愛く見えてくるじゃないか(笑)
撮ってアップロードしてみたけど、いやぁ大迫力ですね。こんなでっかい恐竜の骨なんか初めて見たよ。もう感動ものです。生きていないので大して魅力を感じないものの、浪漫はありますなぁ。写真撮影は映像類を除いてOKということだったので、携帯の壁紙にもしときました。ただ、そのせいで親子の客が、子供を標本の前において一緒に撮りたがるために、解説などが読みづらかったです。純粋に見に来てる人にとっては、写真禁止にしてくれてもよかったんじゃないかと思った。
他の展示は、『恐竜→鳥』という進化を意識してか、マイナー恐竜(?)の骨が多い。正直見た恐竜の名前覚えてません。すまん。原始恐竜から始まって、一番古いT-REXの仲間のDilongはとても小さく羽毛を持っていた。そこから鳥の道を進むか、巨大化の道を進むか、そういう歴史的展望を見せてくれる展示になっています。
知っていた恐竜は少なかったですねぇ。イグアナドンぐらいかなぁ。科学的見地から見ると面白いですが、有名な恐竜を見てみたいと言う人には物足りないかも。あ、でもスーだけで十分大迫力なんで満足できますね。
個人的に可愛い(可愛い!?)と思ったのはMeiですね。何か手のひらに乗ってしまいそうな小さく丸くなった塊が展示されていて、これはなんだろうと思ったら小さな羽毛を生やした恐竜が眠りながら化石化したものだったんですよ。それが何とも、鳥が眠っている感じを彷彿させて可愛い。おいおい、化石に愛らしさを求めてどうする?と、考古学者の気持ちがわかったような気がしました(笑)正式には“Mei Long”という名で、静かに眠るという意味の名前。トロオドンの仲間。恐竜が鳥に進化したというのが納得できました。鳥好きにはたまらない。
後凄かったのはHarpymimusでしょうか。名前は怪物のハーピーに由来しているらしいですが、そんなことはどうでもよくて、標本の首が異常に曲がっていてホラーです。
鳥類の恐竜紀元説への反論とその解消として「時代のパラドクス」「3本指のパラドクス」などが挙げられていて、科学的にも迫力的にも十分楽しめました。
愛知万博と並列開催なので、名古屋に来た方は是非行ってみてはどうでしょう。場所も名古屋駅から歩いて十分ほどなのですぐに行けますよ。
stand系英単語
2005年7月20日 最近受験勉強らしいことやってます。我ながら妙な感じです。でも、暗記することに怠惰で不毛な反骨精神を持っているせいで、すぐ飽きてしまう。なわけで、ちょいと息抜き的備忘録でも。
例えばsubstitute A for Bというイディオムがあります。でも、これ系の単語として、constituteみたいな単語もあって、混乱しそうです。この混乱は生きた英語を使えない日本人ゆえの話ですが、一回整理してみればなんとかなるかもしれないと思い、逆引き検索してこれ系の単語をざーっと出してみましょう。
他にもdestituteとかprostituteという単語もありますが、受験で必要なレベル(辞書引くと*印が付いている)はこれくらいかな。太文字はアクセントです。つまり-stitute系は一つ前にアクセントとここで覚える。subは何となくわかりそうですが、conとinの違いがよくわかりません。そこで派生名詞の登場。
日本国憲法はthe Japanese Constitutionという判りやすいイディオムが出てくるので、ここから動詞を思い出すようにする。これでconとinの区別がついた?ちなみに名詞になるとアクセントは-stitutionになるのも覚えておく。
-stituteは語源的にはstand、つまり立つから来ています。言われてみればそんな感じでです。stand系英単語は、他にも-sist系があります。アシスタントなんかが日本語になってますね。同じように逆引きしてみましょう。
自動詞も多い。アクセントは全て-sist。派生系は次の通り。
自動詞では-entがついて形容詞に、他動詞では-antがついて形容詞になりつつそれを行う人間になります。アクセントの位置は不変。
こういう覚え方は勘違いのもとなので、やめた方がいいとはわかりながら、テクニック的についついやってみたくなるのは何でなんでしょう。知識の整理の参考にしてください。
例えばsubstitute A for Bというイディオムがあります。でも、これ系の単語として、constituteみたいな単語もあって、混乱しそうです。この混乱は生きた英語を使えない日本人ゆえの話ですが、一回整理してみればなんとかなるかもしれないと思い、逆引き検索してこれ系の単語をざーっと出してみましょう。
costitute O 〜を構成する、〜を制定する
institute O 〜を設立する
substitute A for B AをBの代わりに用いる
他にもdestituteとかprostituteという単語もありますが、受験で必要なレベル(辞書引くと*印が付いている)はこれくらいかな。太文字はアクセントです。つまり-stitute系は一つ前にアクセントとここで覚える。subは何となくわかりそうですが、conとinの違いがよくわかりません。そこで派生名詞の登場。
constitution 構成、制定、体質、憲法
institution 設立
substitution 代用
日本国憲法はthe Japanese Constitutionという判りやすいイディオムが出てくるので、ここから動詞を思い出すようにする。これでconとinの区別がついた?ちなみに名詞になるとアクセントは-stitutionになるのも覚えておく。
-stituteは語源的にはstand、つまり立つから来ています。言われてみればそんな感じでです。stand系英単語は、他にも-sist系があります。アシスタントなんかが日本語になってますね。同じように逆引きしてみましょう。
assist O 〜を援助する
consist of O 〜からなる
exist 存在する
insist on O 〜を主張する
persist in O 〜を固執する
resist O 〜に抵抗する
自動詞も多い。アクセントは全て-sist。派生系は次の通り。
assistant (名)助手
assistance 援助
consistent 一貫した
consistency 首尾一貫
existent 存在している
existence 存在
insistent (主張して)しつこい
insistence 主張
persistent (固執して)しつこい
persistency 固執
resistant (名)抵抗者
resistance 抵抗
自動詞では-entがついて形容詞に、他動詞では-antがついて形容詞になりつつそれを行う人間になります。アクセントの位置は不変。
こういう覚え方は勘違いのもとなので、やめた方がいいとはわかりながら、テクニック的についついやってみたくなるのは何でなんでしょう。知識の整理の参考にしてください。