この前、イトコの五歳児が、突然、ヘビはグー、カエルはチョキ、ナメクジはパーだって言い出した。突然脈絡もなくそんな話を言い出すのは子供だからいいとして、よくもまぁ若いくせにそんな話を知っているものである。どうも、そー○んだで聞いたらしい。

 ヘビ、カエル、ナメクジはいわゆる三すくみで、ナメクジはカエルを食べ、カエルはヘビを食べ、ヘビはナメクジを食べる。もし3者が揃うと、仮に誰かが捕食したとしたら、必然的にそやつは食べられてしまうので、誰も手を出すことができず竦んでしまう。そのため、この循環型を三竦みと呼ぶようになった。これはグーチョキパーの原点で、虫拳と呼ばれている。ちなみに、グーチョキパーは石拳と呼ばれる。そんな話。

 三竦みの例はあちこちに見られるもので、ポ○モンで最初に貰えるフシ○ダネ、ヒ○カゲ、ゼ○ガメだって、よく考えたら三竦み。あ、古い?(笑) ちなみに僕、ポ○モンはプレイしたことないです。

 カエルがヘビを怖れるってのは理解できる話だが、これをナメクジがカップリングするのは不思議な話だ。たかが腹足綱のナメクジが、爬虫類たるヘビを食べるなんてまさかありえない。

 多分古典に由来するんだろうけど、よくわからんですね。ググってもWikiっても、いまいちBINGOって答えがないです。どなたか明快な回等は知らないですか?

コメント

nophoto
相馬 信人
2006年10月5日5:40

僕が昔聞いたのは、「ナメクジが這ったあとのテカりをヘビが嫌う」というものでしたが、色々調べてみたところ、「中国古典の輸入時の誤解」が真相みたいですね。
或いは、死んだ蛇にナメクジが群がっているのを見て、「ナメクジは蛇を食べる」と思われたのではないでしょうか。一応、肉も食べますし。
でも、じゃんけんにしてもこれにしても、「エサと水を等距離の対極に置いておくと、山羊は迷って餓死する」のと同じで、現実的じゃないんですよね。
経済学でよく言われますけど、竦んでないし循環してないし。

ホークス
ホークス
2006年10月12日21:48

いろんな説があるみたいですが、なんにしても輸入時の誤解に基づいてるのが正解みたいですね。
でも、ヘビの死体をナメクジが食べるって状況に居合わせることはそうそうないかも・・・。
現実的じゃないのに、現代人はコモンセンスとして受け入れてしまっているって考えると、不思議ですね。

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