高速バス

　京都に戻る。

　旅は鉄道でするもんだと、テツっぽいことを思っているので、実家（名古屋）と下宿（京都）はいつもJRで往復している。しかし日本中には色々な移動手段があるもので、移動に慣れてくると色々な交通手段を試してみたくなる。ドラえもんも未来の国からはるばるとやってきたときに、どんな経路で行っても未来は同じだと言ってた。（怪しい。）

　まあ要するに、つまみぐい。

　今回高速バスを使ってみた。値段は鉄道と変わらない。

　夕方に乗ったのだが、突然乗務員さんに、今日は名神高速が大渋滞してるので、だいぶ遅れるよと言われた。琵琶湖らへんで花火大会がやってるらしい。うらやましい、ではなく、なんてこった、である。

　結局予定よりも1時間半遅く到着。あとギリギリで、京都駅から下宿に帰るバスが出なくなるところだった。

　結論。たかが名古屋―京都なんて短い距離で、高速バスを使うのは時間が勿体無い。

　高速バスは予約すれば確実に席に座れるので、鉄道の中で“混雑”しているとき座れないことに較べたら楽かなっとも思ったが、しかし高速道路は“渋滞”して定時に帰れず、鉄道はほぼ確実に定時に帰れるのである。それに鉄道は、あまり時間を気にせず、来てる列車に適当に乗ればいいってメリットもある。高速バスは予約したら必ずそれに乗らなくちゃいけない。

　つまみぐいはよくないな。（結局それ。）