LaTeX

2006年3月13日コメント (3)
LaTeX
 そろそろ本格的に論文を書くスキルが欲しいなと思って、LaTeXを勉強中です。入学式までには習得してやる意気込みで。

 試しに、今年の数学の入試問題を活字にしてみました。出典は京都大学理系の問題から整数問題。LaTeXが使える方がいれば教えて欲しいのですが、htmlタグで言えば<hr>に相当するような、横罫線を引くにはどうしたらいいでしょう? この画像では――を入力して誤魔化してあるんですが、うまい書き方があれば教えてください。

 さて、余談に入ります。この問題は、素数がテーマになっているだけに、一見難問に見えそうです。しかし整数問題に慣れている人なら、3がポイントになっていることを見抜いて、「多分mod3で場合分けかな」と気付きたい問題。「合成数」という“日本語”が使えると便利。

 実はこの考え方は、最近話題になったベストセラー「博士の愛した数式」に書かれている。以下引用。
「2以外のすべての素数は二種類に分類されると、知っているかね」
「nを自然数として、4n+1か、あるいは4n-1か。二つに一つだ」
 これを“3”で置き換えれば、京大の問題になる。

 これは単なるcoincidenceなんだろうか・・・それとも京大の先生は読んでいて出してみたのか?

 雑感として、最近の京大の数学は易化傾向にあると言われていましたが、今年はどこをどう見ても易化です。嘗ては難問奇問をドシドシ出していた大学だけに拍子抜けと言うか。予備校とか大数などでボロクソに言われそう。

 ⇒http://nyushi.yomiuri.co.jp/nyushi/honshi/06/k01.htm

 ただ、落とし穴は確かにいくつもあって、片手落ちのない答案を作ろうと思うと、論証面で満点を取るのは難しいかもしれない。

 そもそも“誘導”を目的とした“小問”が今年は一切なくなっていて、問題自体は手を付けやすく、問題の趣旨もはっきりしている。わかりやすく言えば、

 1,4,5番・・・論証力
 2,3,6番・・・計算力

 を試しているという感じです。計算問題は手堅くとって、論証問題をいかに美しい“日本語”で解答するかが、攻略ポイントだと解いていて思いましたね。

 京大を受けた友人ら話を聞いてみたところ、問い詰めてみれば論証ミスや計算ミスが結構見つかったので、これで十分テストになったことにはなったようです。実際の採点がどれだけ厳しかったのかが気になるところ。

 後期日程の公表が楽しみ。

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 ボチボチ受験日記を書きはじめています。2月の日記として更新してるので、あからさまに表には出てきません。自己満足的に書いてる日記なので、見ても詰まらないと思いますが、どうしても興味のあるという奇特な方はログでも辿ってみてください。コツコツと更新されています。

コメント

tak
tak
2006年3月13日14:47

水平線はhruleで引けますよ

tak
tak
2006年3月13日14:48

バックスラッシュが消える見たいですね。
分かると思いますが、¥hruleです。

ホークス
ホークス
2006年3月13日23:11

今読んでる本に載ってなくて悩んでました。
どうもありがとうございます。

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