2006年2月10日
 学校で。ハトが一羽いました。テクテクと気持ちよさそうに歩いています。どうして鳩って翼があるのに、ああも徘徊するのだろう、と、自然写真家(モドキ)の目で見ていたら、急に追いかけたくなった。

 鳩ってのは後ろに目があるのか知らないけれど、人間が近づくと振り向かずとも歩調を速めますよね。走ってる人間が近づくと飛んで行ってしまいますよね。そのハト君も当然早歩きになり、とうとう飛んでいこうとしました。

 すると、前へ飛んでいったかと思ったら、いきなり空中できびすを返して、こちらの方に飛んできて、俺の頭上を行くではないですか。なしてそんな不審な行動を取ったのだろうと、辺りを見回してみるとそこは工事現場――新校舎建築中で、四方八方、天井までも行き止まりになっていたんですね。だから、このまま飛び続けていたら頭を天井にぶつけてハゲになってしまうと、あの小さな頭で判断したんですね。

 ハトの珍行動を観察していて、ちょっと感動しました。ていうか萌えました。

 しかし、一番挙動不審なのはヒトの方だという自覚はありませんね。鳥好きもいいけど、そろそろ末期だ。

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