万博に行ってきた
2005年6月2日
今日は学校の遠足で愛知万博へ行ってきました。東海地方の学校は、遠足で万博に行くのですよ。うちの学校は更に素晴らしいことに、集団行動などせず、点呼も携帯電話にかければOKといういい加減っぷり。さすが男子校。SSKのどこかなんかは集団行動で大変だと風の噂が。
そんなわけで、朝の9時開門と同時に入って、夜の21時まで余裕で長久手会場におりました。本当は明日学校もあるので16時ごろには帰れと言われていたんですけどね・・・いくら脚力がそれなりにあったとしても半日以上歩いてたら乳酸が溜まってるよ。しかも一日中雨!傘を差して周っていたら動きづらかったよ。名古屋市内からだとJR中央線+リニモで30分そこらで行けるのは中々素晴らしい。これで受験生じゃなかったらなぁ(T_T)
さて、そういうわけで感想をば書きたいのですが、疲れているので思い出した順に箇条書きで書いときます。要するに備忘録ですんで、これから行く人の参考になるかは保障しません(笑)
●トヨタグループ館
開場と同時にだーっと急いで、人気のトヨタ館へ。勿論走っては危ないので小走りですが。というよりも、係りの人が身体を張って走ってる学生を引き止めるのです。必至だなぁ。
予約は皆無でしたが、朝早くからゲートで待機でしていた甲斐もあって、余裕で入館できた。トヨタ館は完全にショー形式。大ホールに座らされて、例のロボットが演奏して踊るショー。何度もテレビで見てるのと、則武の産業技術記念館で一度見ているので、新鮮味はないのだが流石にいい動きをしていた。ただ、ステージの端っこで踊っていたもので、ホールの上から見る者としては角度によっては見にくいのが難点。とういうより、道化の兄ちゃんが真ん中で「お前らに演奏できるかぁ」とか騒いでいるのが邪魔。ロボットを真ん中に持って来いよ。後、伴奏(BGM)がうるさすぎて、ロボットが本当に演奏しているのかよくわからなかった。ぶっちゃけ本当に演奏していたんですか?DJロボットがラップしていたのも面白かった。
ウェルカムショーが終わると、一人乗り未来コンセプトカーのi-unitが出てくる。“自然の叡智”なので、燃え盛る原始地球(?)がステージのどーんっと出てきて、自然が開花し、文明が生まれる様子を華やかな映像と光とパフォーマーを使って表現している。なんつぅか、西洋近代主義というか、人間中心主義というか、文明の勝利みたいな感じで気に入らないのだが、気にしなければ楽しめるショーである。ダンサーがぞろぞろ出てくるのだが、飛んだり跳ねたりして中々華麗だった。最後にi-footも出てくる。凄い乗ってみたい。
ショーが終わると外へ出る。展示は殆どないが、i-unitがガラス越しに見えるのと、そのほか色々なロボット。そして記念品の販売所。ここは物足りないが、ショーが凄い熱が入ってるのでいいでしょう。トヨタを詳しく見たいんだったら則武の記念館に行くといいですよ。
i-unitは何だかドラえもんの映画にあったスーパー車椅子(名前わからん・・・)みたいだった。あれが普及すると、人間足腰が弱くなって歩けなくなるんだろうか。藤子先生はさすが未来を見越しているのですな(笑)
●三菱未来館@earth もしも月がなかったら
竹内均さんの訳の原作は既に昔読んでいたので、これは絶対に入ろうと思っていたパビリオン。まぁ“自然の叡智”という時点で大して期待はしていなかったのだが・・・。@earthの意味がよくわかりません。
三菱はそれなりに早く入れると聞いていたので、トヨタが終わったら次に行ってみる。30分並んだが、これは短い方だろう。
このパビリオンはよくわからなかった。最初、地球と月との基本的な解説。地球と月がキャラクター化されて喋ってるよ・・・。ジャイアント・インパクト説の解説「おちびちゃんはボクからうまれたんだよ」的な?よく覚えてない・・・。
そして“What if the moon didn’t exist?”
大スクリーンで月のない世界を見せられる。クオリティは凄い高くて、何となくFuture is wildを彷彿させたのだが、オチが気に入らなかった。その世界を凄い野蛮な世界に描いていて、こんな世界はやめてくれ!という下りになるんだもの。月があることは素晴らしい、自然の叡智=環境を大切にしよう、と言いたかったんだろうが、そんな押し付けはやめてくれよ・・・。
むしろ、月がない所為で、潮汐もなく、暴風の吹き荒れる過酷な世界でも、生命が息づいているというのは凄い!と解釈したのだが。やっぱり環境問題というのは人間中心主義なんだと思った。人間の生存が前提であるから、そういうifを考えられるのだろう。月のない世界に人類が生まれないから、何だって言うの?そんな世界でも生命が息づいているというその力強さにボクは感動したのですが(笑)
まぁ、環境問題をテーマにしたら、こうなるのは当たり前だわな。映像と演出を観るだけだったら楽しめます。これは全てのパビリオンに言えることだけど。
ニール・F・カミンズさんの本は、ちゃんと科学的見地から思考実験してるだけの本なので面白いですよ。環境問題も勿論触れてるけれど、それは現実の世界における将来的な言及なので、全然馬鹿馬鹿しくないですよ。
ところで、“What if the moon didn’t exist?”は仮定法なんだろうか。もしもオゾン層がなかったら、の英語には現在形を使ってたんですけど・・・?ただの過去形かなぁ。
●長久手愛知県館
二つの企業館入ったらすでに12時に。時間が経つのって早いなぁ。トルコのレストランに入って、シシカバブーを食べる。メニューが、トルコ“風”串焼となっていたのが凄い気になった。予想はしてたけれど、硬い。矯正の先生に喰わない方がいい、と言われてたのを思い出したが、まぁいいだろう。トルコアイスは名古屋駅のささしまでも食べたけれど、相変わらず食感はいい。オリーブのサラダもついてきたんだけど、オリーブの実は香りが強烈すぎて食えん・・・。
唯一事前予約(=他のは予約満杯でできなかったT_T)した愛知県館に入る。本当は日本館に入りたかったんだが。
愛知県館もショー形式。『地球タイヘン大講義会』だそうだ。案内人は『絵古野守博士』。彼は役者でした。博士なコスプレで叫びまくって、宙にも浮いていました。ギャグっぷりに好感。もちろん環境にも言及していたけれど、もう自然の叡智は飽きたよ・・・。馬鹿馬鹿しいショーで、開き直っていた感もあったので、面白かったです。氷河の中から出土した5300年前のミイラ・アイスマンの話を、地球温暖化と絡めていた。とりあえず、ミイラをCGで喋らせるのはギャグを通り越して、キモいと思いました(笑)
このパビリオンはネタで行くべき。
愛知県館は中部千年共生村というパビリオンにも繋がっていて、まず水のスクリーンに映像を映すという『ミズノバ』を体験。うーん、何が面白いのかよくわからなかった。動くものを追尾する『サイクロプス』というロボットがあった。手を振って楽しむ。面白い。出口には千年時計というカラクリもある。
環境資源が中心に展示されていて、なんだか科学館に来てるみたいだった。
⇒さて、書ききれないので続きます。
そんなわけで、朝の9時開門と同時に入って、夜の21時まで余裕で長久手会場におりました。本当は明日学校もあるので16時ごろには帰れと言われていたんですけどね・・・いくら脚力がそれなりにあったとしても半日以上歩いてたら乳酸が溜まってるよ。しかも一日中雨!傘を差して周っていたら動きづらかったよ。名古屋市内からだとJR中央線+リニモで30分そこらで行けるのは中々素晴らしい。これで受験生じゃなかったらなぁ(T_T)
さて、そういうわけで感想をば書きたいのですが、疲れているので思い出した順に箇条書きで書いときます。要するに備忘録ですんで、これから行く人の参考になるかは保障しません(笑)
●トヨタグループ館
開場と同時にだーっと急いで、人気のトヨタ館へ。勿論走っては危ないので小走りですが。というよりも、係りの人が身体を張って走ってる学生を引き止めるのです。必至だなぁ。
予約は皆無でしたが、朝早くからゲートで待機でしていた甲斐もあって、余裕で入館できた。トヨタ館は完全にショー形式。大ホールに座らされて、例のロボットが演奏して踊るショー。何度もテレビで見てるのと、則武の産業技術記念館で一度見ているので、新鮮味はないのだが流石にいい動きをしていた。ただ、ステージの端っこで踊っていたもので、ホールの上から見る者としては角度によっては見にくいのが難点。とういうより、道化の兄ちゃんが真ん中で「お前らに演奏できるかぁ」とか騒いでいるのが邪魔。ロボットを真ん中に持って来いよ。後、伴奏(BGM)がうるさすぎて、ロボットが本当に演奏しているのかよくわからなかった。ぶっちゃけ本当に演奏していたんですか?DJロボットがラップしていたのも面白かった。
ウェルカムショーが終わると、一人乗り未来コンセプトカーのi-unitが出てくる。“自然の叡智”なので、燃え盛る原始地球(?)がステージのどーんっと出てきて、自然が開花し、文明が生まれる様子を華やかな映像と光とパフォーマーを使って表現している。なんつぅか、西洋近代主義というか、人間中心主義というか、文明の勝利みたいな感じで気に入らないのだが、気にしなければ楽しめるショーである。ダンサーがぞろぞろ出てくるのだが、飛んだり跳ねたりして中々華麗だった。最後にi-footも出てくる。凄い乗ってみたい。
ショーが終わると外へ出る。展示は殆どないが、i-unitがガラス越しに見えるのと、そのほか色々なロボット。そして記念品の販売所。ここは物足りないが、ショーが凄い熱が入ってるのでいいでしょう。トヨタを詳しく見たいんだったら則武の記念館に行くといいですよ。
i-unitは何だかドラえもんの映画にあったスーパー車椅子(名前わからん・・・)みたいだった。あれが普及すると、人間足腰が弱くなって歩けなくなるんだろうか。藤子先生はさすが未来を見越しているのですな(笑)
●三菱未来館@earth もしも月がなかったら
竹内均さんの訳の原作は既に昔読んでいたので、これは絶対に入ろうと思っていたパビリオン。まぁ“自然の叡智”という時点で大して期待はしていなかったのだが・・・。@earthの意味がよくわかりません。
三菱はそれなりに早く入れると聞いていたので、トヨタが終わったら次に行ってみる。30分並んだが、これは短い方だろう。
このパビリオンはよくわからなかった。最初、地球と月との基本的な解説。地球と月がキャラクター化されて喋ってるよ・・・。ジャイアント・インパクト説の解説「おちびちゃんはボクからうまれたんだよ」的な?よく覚えてない・・・。
そして“What if the moon didn’t exist?”
大スクリーンで月のない世界を見せられる。クオリティは凄い高くて、何となくFuture is wildを彷彿させたのだが、オチが気に入らなかった。その世界を凄い野蛮な世界に描いていて、こんな世界はやめてくれ!という下りになるんだもの。月があることは素晴らしい、自然の叡智=環境を大切にしよう、と言いたかったんだろうが、そんな押し付けはやめてくれよ・・・。
むしろ、月がない所為で、潮汐もなく、暴風の吹き荒れる過酷な世界でも、生命が息づいているというのは凄い!と解釈したのだが。やっぱり環境問題というのは人間中心主義なんだと思った。人間の生存が前提であるから、そういうifを考えられるのだろう。月のない世界に人類が生まれないから、何だって言うの?そんな世界でも生命が息づいているというその力強さにボクは感動したのですが(笑)
まぁ、環境問題をテーマにしたら、こうなるのは当たり前だわな。映像と演出を観るだけだったら楽しめます。これは全てのパビリオンに言えることだけど。
ニール・F・カミンズさんの本は、ちゃんと科学的見地から思考実験してるだけの本なので面白いですよ。環境問題も勿論触れてるけれど、それは現実の世界における将来的な言及なので、全然馬鹿馬鹿しくないですよ。
ところで、“What if the moon didn’t exist?”は仮定法なんだろうか。もしもオゾン層がなかったら、の英語には現在形を使ってたんですけど・・・?ただの過去形かなぁ。
●長久手愛知県館
二つの企業館入ったらすでに12時に。時間が経つのって早いなぁ。トルコのレストランに入って、シシカバブーを食べる。メニューが、トルコ“風”串焼となっていたのが凄い気になった。予想はしてたけれど、硬い。矯正の先生に喰わない方がいい、と言われてたのを思い出したが、まぁいいだろう。トルコアイスは名古屋駅のささしまでも食べたけれど、相変わらず食感はいい。オリーブのサラダもついてきたんだけど、オリーブの実は香りが強烈すぎて食えん・・・。
唯一事前予約(=他のは予約満杯でできなかったT_T)した愛知県館に入る。本当は日本館に入りたかったんだが。
愛知県館もショー形式。『地球タイヘン大講義会』だそうだ。案内人は『絵古野守博士』。彼は役者でした。博士なコスプレで叫びまくって、宙にも浮いていました。ギャグっぷりに好感。もちろん環境にも言及していたけれど、もう自然の叡智は飽きたよ・・・。馬鹿馬鹿しいショーで、開き直っていた感もあったので、面白かったです。氷河の中から出土した5300年前のミイラ・アイスマンの話を、地球温暖化と絡めていた。とりあえず、ミイラをCGで喋らせるのはギャグを通り越して、キモいと思いました(笑)
このパビリオンはネタで行くべき。
愛知県館は中部千年共生村というパビリオンにも繋がっていて、まず水のスクリーンに映像を映すという『ミズノバ』を体験。うーん、何が面白いのかよくわからなかった。動くものを追尾する『サイクロプス』というロボットがあった。手を振って楽しむ。面白い。出口には千年時計というカラクリもある。
環境資源が中心に展示されていて、なんだか科学館に来てるみたいだった。
⇒さて、書ききれないので続きます。
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