闘病

2005年3月31日
 闘病というには、人間の方が体力を使って、当事者のヒメ公自身はいたって元気。腫瘍があるというような片鱗は露とも見せず。まぁ、世の中そんなもんなのでしょう。油断は禁物。鳥というのは豪胆な生き物で、常に病気をひた隠しにする生き物なのだ。哺乳類よりもよっぽど偉いチャレンジャーな進化を辿った最終形態なのかもしれない。

 まず水気をきった豆腐の欠片を用意する。そこに獣医さんから頂いた流動食の粉末をまぶし、人間も食べてるニンジンパウダーと、小鳥用の野菜パウダーとカルシウムパウダーもまぶしてやる。そしてスプーンの甲を使ってグチャグチャに潰してやる。豆腐自身に水分はそれでもたっぷりあるので、後は細かくしてやれば消化の助けになろう、というレシピがヒメちゃんの食事だ。

 与えてみるとやっぱりよく食う。嚥下障害があるなんて思わせないほどにガツガツ食すのだ。体力はありまっているので、腹はすいているのだろう。うーん、哀れだなぁ。

 鳥かごの設置具合からして、人様の部屋と同居しているわけなので、人間自身も健康的なライフサイクルを送らねばならない。日が沈んだら極力物音を立てないようにし、且つ暗くしてやる。不健康な自分にとってはきつい環境だ。というわけで、夜更かししようものなら部屋からヒメ公に追い出される。

 さぁまぁ何はともわれ頑張れ。

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