代替品
2004年12月27日
CNNのScience記事を読んでいたら、クローン猫の話が載っていた。何でも、Genetic Savings and Cloneというアメリカ企業が、愛猫を亡くした女性に、その“クローン”を“開発”。“商品”として5万ドルで販売したんだそうだ。
⇒http://www.cnn.com/2004/TECH/science/12/23/gen.us.clonedcat.ap/index.html
日本語での記事のタイトルは『「愛猫そっくり」米企業、クローン猫を5万ドルで販売』となっていたのだが、猫は毛色などに作用する遺伝子の発現の可能性は、ミトコンドリアDNAや後天的に依存することがあるので、元は黒猫でもクローン猫はブチになることはあるし、性格も違う、寿命も変わるそうだと、少年サンデーに連載してるWILDLIFEって獣医師漫画で読んだことがある。最近この漫画、主張しだしてブラックジャックによろしく化してきたんだが・・・。
まぁそれは置いておいて、ペットのクローンってどうなんだろうか。確かにペットが死んだら悲しいが、数日経てば新しいペットを飼いだすのは人間として別に変でないと思う。自分もそうだったから。しかし、クローンで“買”い直すのは何とも、お金の無駄だよなぁ。世の中野良猫であふれかえってるってのに、何でわざわざどんな事情が絡んでいようとも、亡くなるべくして亡くなった猫を擬似的に蘇らせ、高い金出して買う必要性があるんだろうか。ただでさえペットショップの猫って高いのに。動物愛護団体の言い分ではないが、金持ちの道楽だろう。
そもそもペットというのはいわゆる“癒し”の対象であり、それを以前のものと同系列のものを強引に求める必要はない。ペットを“家族”の一部として見るのなら尚更おかしい。死んだ家族に再会するには、自分が天国に行かねばなるまい。
動物好きは構わないが、こういう科学技術を正当化し、且つ危険性を同時に提示してしまう飼い主がいるのは望ましくないと思う。蘇らせるのではなく、寿命をまっとうした猫を追悼してあげるのが礼儀じゃないかなぁ。
まぁ、それを代替品として見るか、気まぐれでたまたま同じDNAから誕生した、そういう経緯を踏んだ別物の猫として新しく飼うか、結局は飼い主の自由であるが・・・だって、どんな過去を持っていても、猫は可愛いもの。写真の猫かわいいなぁ。
⇒http://www.cnn.com/2004/TECH/science/12/23/gen.us.clonedcat.ap/index.html
日本語での記事のタイトルは『「愛猫そっくり」米企業、クローン猫を5万ドルで販売』となっていたのだが、猫は毛色などに作用する遺伝子の発現の可能性は、ミトコンドリアDNAや後天的に依存することがあるので、元は黒猫でもクローン猫はブチになることはあるし、性格も違う、寿命も変わるそうだと、少年サンデーに連載してるWILDLIFEって獣医師漫画で読んだことがある。最近この漫画、主張しだしてブラックジャックによろしく化してきたんだが・・・。
まぁそれは置いておいて、ペットのクローンってどうなんだろうか。確かにペットが死んだら悲しいが、数日経てば新しいペットを飼いだすのは人間として別に変でないと思う。自分もそうだったから。しかし、クローンで“買”い直すのは何とも、お金の無駄だよなぁ。世の中野良猫であふれかえってるってのに、何でわざわざどんな事情が絡んでいようとも、亡くなるべくして亡くなった猫を擬似的に蘇らせ、高い金出して買う必要性があるんだろうか。ただでさえペットショップの猫って高いのに。動物愛護団体の言い分ではないが、金持ちの道楽だろう。
そもそもペットというのはいわゆる“癒し”の対象であり、それを以前のものと同系列のものを強引に求める必要はない。ペットを“家族”の一部として見るのなら尚更おかしい。死んだ家族に再会するには、自分が天国に行かねばなるまい。
動物好きは構わないが、こういう科学技術を正当化し、且つ危険性を同時に提示してしまう飼い主がいるのは望ましくないと思う。蘇らせるのではなく、寿命をまっとうした猫を追悼してあげるのが礼儀じゃないかなぁ。
まぁ、それを代替品として見るか、気まぐれでたまたま同じDNAから誕生した、そういう経緯を踏んだ別物の猫として新しく飼うか、結局は飼い主の自由であるが・・・だって、どんな過去を持っていても、猫は可愛いもの。写真の猫かわいいなぁ。
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