箸の持ち方

2003年6月1日
 小さい頃の記憶。箸の持ち方、鉛筆の持ち方。正しく持ちなさいととやかく云われる。うるさいなぁ、これが僕の持ち方なんだ、文句云わないでくれ。

 ―――つくづく思う。それが本人にとって持ち易いのならそれでいいのではないか。昔からそう決まっているからといって、未来ある子供たちにそれを押し付けるのはどうかしてる。

 そもそも、箸や鉛筆の持ち方は何のために決まっているのか?それを理解している人は少ないんじゃないだろうか。

 私が思うに、その持ち方が一番持ち易く、書き易いからだ。万人にとって。だからこうした方がいいよ、と教えてあげることは問題ない。ただ、それよりも本人にとってより良い持ち方があったのなら、これ以上言及する必要はないんじゃないだろうか。

 箸や鉛筆だけではない。漢字の書き順だってそうだ。漢字検定などで、書き順を問うことがあるが、書き順は旧文部省が“それが一番綺麗に書ける”と勝手に定めたものだ。つまり、本人にとってそれ以上に美しく書く術があるのなら、書き順なんて考える必要などないのではないか。

 あなたは、“必”という字をどう書きますか?

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 Mysteryで“八俣大蛇の頭数”を公開しました。久々に数学ネタじゃありません。(算数が一部混じってますが(笑)

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