夢の第三者

2003年3月23日
 夢を見ることにある疑問を感じた。夢は極めて客観的で、第三者が眺めている映像なのである。本来自分自身が活動するならば、自分の顔は見えないはずで、後ろ側は見えないはずだ。ところが今日見た夢では、自分の立っている場全体を見下ろしていた。

 思考するのは明らかに自分なのに、視点は他人のものなのである。そして気づいた。夢とは映画なのだ。映画の中に出てくる自分というキャラクターと共感し合い、映画に感情移入した自分が活動する。そして、我々はその世界の外から見ている。

 よく、夢か現(うつつ)かわからないという話があるがあれは嘘だ。現実は映画の中で、夢は映画の外に自分がいるのだから。

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