在庫不十分
2003年3月13日【「ハリー・ポッター」在庫に悲鳴の書店も…】
「ハリー・ポッター」第4巻の発売当日、ファンは書店に殺到した=14年10月23日、東京・新宿の書店
昨年10月に発売され、不況にあえぐ出版業界の“救世主”となった「ハリー・ポッター」シリーズ第4巻「ハリー・ポッターと炎のゴブレット(上下)」(静山社、セット価3800円)。しかし、返品できないという特例的な契約のため、全国の書店にある第4巻の在庫は少なくとも約35万セットといい、過剰在庫を抱えて悲鳴を上げた書店が、他の出版社の書籍を返品するなど波紋を広げている。
第4巻の販売方法は返品を認めない代わり、注文数を必ず書店に届ける買い切り制。初版は史上最高の230万セット。11月末の6刷までで350万セットが全国の書店に販売された。
だが、年末から売り上げが落ち始めた。「注文数を完売し問題ない」という書店がある一方、追加注文し過ぎた書店は「3年でもさばききれない」など大量の在庫を抱え込む結果となった。
在庫について、静山社は「約10%の35万セット」としているが、出版ニュース社の清田義昭社長ら「約20%の70万セット」と推定する業界関係者も多い。
「第4巻が返品できないため、在庫スペースが少なくなり、他社の書籍を返品せざるを得なくなった」というのは埼玉県内の書店主。「昨年末から返品が増え始めたが、原因は第4巻」とみる出版社も複数ある。静山社は「販売推進のためのキャンペーンを検討している」と話している。(03/13 09:21)
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ハリーポッター。面白いのは確かなんだけど、何でここまで人気があるんだろう・・・。ハリーポッターに負けず劣らずの本なんて世の中には一杯あるし、ここまでファンが多いってのは何か裏があるに違いない。(因みに私は1巻だけ読んで飽きた^^;)
多分に(誇大)宣伝の賜物だとは思うけど、それが裏目に出たこの状況。
初版は馬鹿みたいに売れるが、重版は決して売れない、のいい例ですね。やっぱり高いんだろうね、値段が。こういうのは内輪で廻し読みするのが常ですし、古本屋に出るのを待つか、あるいは文庫化まで我慢する、って人が一杯いるんでしょう。
と、いうわけで過剰在庫ってのが真実かどうか、早速確かめに近所の書店へ行ってきました。
・・・・・・滅茶苦茶余ってるし。陳列棚を1段埋め尽くすハリーポッター。そして零れ落ちた残りの数冊はレジに。沢山のハリーポッターが人目につきやすいところに置いてあって、買ってくれ、の悲鳴が目に見えるよう。しかし、買おうとする人の気配は皆無。
こりゃ、返品不可は酷でしょうね。特に馬鹿売れを狙って大量入荷した小規模書店なんか。値段高いし。
何時、独占禁止法を破って“古本”名義で売り捌くれるときが来るか、恐ろしく感じつつ期待している。
「ハリー・ポッター」第4巻の発売当日、ファンは書店に殺到した=14年10月23日、東京・新宿の書店
昨年10月に発売され、不況にあえぐ出版業界の“救世主”となった「ハリー・ポッター」シリーズ第4巻「ハリー・ポッターと炎のゴブレット(上下)」(静山社、セット価3800円)。しかし、返品できないという特例的な契約のため、全国の書店にある第4巻の在庫は少なくとも約35万セットといい、過剰在庫を抱えて悲鳴を上げた書店が、他の出版社の書籍を返品するなど波紋を広げている。
第4巻の販売方法は返品を認めない代わり、注文数を必ず書店に届ける買い切り制。初版は史上最高の230万セット。11月末の6刷までで350万セットが全国の書店に販売された。
だが、年末から売り上げが落ち始めた。「注文数を完売し問題ない」という書店がある一方、追加注文し過ぎた書店は「3年でもさばききれない」など大量の在庫を抱え込む結果となった。
在庫について、静山社は「約10%の35万セット」としているが、出版ニュース社の清田義昭社長ら「約20%の70万セット」と推定する業界関係者も多い。
「第4巻が返品できないため、在庫スペースが少なくなり、他社の書籍を返品せざるを得なくなった」というのは埼玉県内の書店主。「昨年末から返品が増え始めたが、原因は第4巻」とみる出版社も複数ある。静山社は「販売推進のためのキャンペーンを検討している」と話している。(03/13 09:21)
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ハリーポッター。面白いのは確かなんだけど、何でここまで人気があるんだろう・・・。ハリーポッターに負けず劣らずの本なんて世の中には一杯あるし、ここまでファンが多いってのは何か裏があるに違いない。(因みに私は1巻だけ読んで飽きた^^;)
多分に(誇大)宣伝の賜物だとは思うけど、それが裏目に出たこの状況。
初版は馬鹿みたいに売れるが、重版は決して売れない、のいい例ですね。やっぱり高いんだろうね、値段が。こういうのは内輪で廻し読みするのが常ですし、古本屋に出るのを待つか、あるいは文庫化まで我慢する、って人が一杯いるんでしょう。
と、いうわけで過剰在庫ってのが真実かどうか、早速確かめに近所の書店へ行ってきました。
・・・・・・滅茶苦茶余ってるし。陳列棚を1段埋め尽くすハリーポッター。そして零れ落ちた残りの数冊はレジに。沢山のハリーポッターが人目につきやすいところに置いてあって、買ってくれ、の悲鳴が目に見えるよう。しかし、買おうとする人の気配は皆無。
こりゃ、返品不可は酷でしょうね。特に馬鹿売れを狙って大量入荷した小規模書店なんか。値段高いし。
何時、独占禁止法を破って“古本”名義で売り捌くれるときが来るか、恐ろしく感じつつ期待している。
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