銅鑼。

2003年3月2日
 ドラえもんの最新映画の試写会があったそうだ。小学生の頃は絵を描いて(優秀作品だと試写会に招待されるのだ)楽しみにしてたものだけどなぁ・・・。

 藤子F先生が亡くなってから、ドラえもんの映画は変わってしまった。原作者が死んだから当たり前なんだが、まず第一にテーマ曲が変わった。若手の歌手を採用することに別に文句は無いんだが、何か質が足りない気がする。金八さん・・・じゃなかった武田鉄也さんの作詞に負けないほどの歌が欲しい。

 そして、脚本。藤子F先生が原作を作っていた頃は、ファンタジーあり、SFありと、純粋なファンから、ちょっと捻くれたファンまで楽しめる要素があった。それなのに最近のは飽くまで低年齢志向で、何の捻りもないファンタジー一直線。取って付けたようなSF要素なら無いことも無かったが、面白くない。いまどき、未来の科学者が幻獣を作った、なんていっても誰も驚かない。

 そして、ドラえもんは異世界ファンタジーを冠するように、奇抜な設定があった。これまでの映画の舞台で似たり寄ったりのものは1つもなく、恐竜時代から夢の世界まで色々な世界観を楽しませてくれた。

 なのに!今のドラえもんにはそれがない!藤子プロは凡才しかいないのか!藤子先生の意思を継承した、と言い張るくらいの異常な野郎はいないのか!

 全く別物となってしまったドラえもんは、今年は観に行かないかもしれない・・・。

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